こんにちわ ボトムノックです。
ブログ更新が一年滞った理由というか原因を生み出したのが、シマノの頂点「’22 ステラ」・・・を入手したことでした。
ぶっちゃけて書くと、何度もの釣行を経て、今僕の心にあるのは所有感などではなく、拭い去ることのできない「不信感」に変わっていきました。
忖度なしに、はっきりと言わせてください。
このリール、現場を知るアングラーを無視した、シマノの「罪」の結晶ではないかと感じるのです。
そこらへんのとこ ちょっと書いたんで暇つぶしにでも読んでくれたら嬉しいです。
スペックの確認
まずは、僕が購入したC3000XGのスペックを整理しておきます。
| ギア比 | 6.4 |
| 実用ドラグ力 | 6.0kg |
| 最大ドラグ力 | 9.0kg |
| 自重 | 210g |
| 最大巻上長 | 94cm/ハンドル1回転 |
| ハンドル長さ | 55mm |
まぁ こんな感じで可もなく不可もなくと言った感じだと思います。
僕たちは「キャスティング大会」をしているのではない。
ということで本題です。
メーカーや一部の信奉者は、このリールの遠投性能や巻きの質感を謳います。
しかし、僕たちは、整備された足場で、風のない日に、ただ遠くへ飛ばす「キャスティング大会」をしているわけではありません。
リールがずぶ濡れになるほどの土砂降り。
ルアーが押し戻されるほどの、容赦ない向かい風。
そんな、与えられた過酷な条件の中で、道具を、己の指先を、100%信頼してキャストし続けなければならない。それが「釣り」というものです。
そこに、1%でも「バックラッシュするかも……」という不安があってはならない。
その一瞬の迷いが、集中力を削ぎ、チャンスを遠ざける。
一アングラーとして言わせてもらえば、その最低限の信頼すら担保できない道具に、価値などありません。
プロが「対策」を語らざるを得ないという異常。
今作の最大の問題児「インフィニティループ」。
シマノの契約アングラーたちがこぞって「バックラッシュしづらくなる方法」の解説動画をアップしている現状を、皆さんはどう見ますか?
メーカーが誇らしげに送り出した最新機能のはずなのに、使い手に「コツ」や「介護」を強いる。
プロが対策を教えなければまともに運用できないリール。
その事実こそが、この設計が「失敗」であったことを何よりも雄弁に物語っています。
特に、バス釣りで不可欠な「テンションフリーのフォール」。これを多用する状況において、密巻きが牙を剥くリスクを考えれば、このリールは最悪の選択肢になり得ます。
「批判が消えた」のではない、「人が消えた」のだ。

最近、ネット上では密巻きに対する批判の声が落ち着いてきた、なんて言う人もいるみたいですね。
それを「ユーザーが順応した」とか「不具合が改善された」と受け取るのは、あまりに楽観的すぎます。
はっきり言うと、みんな見切りをつけてダイワに移っただけだと思うよ、というのが僕の意見。
わざわざ不便な道具に自分の釣りを合わせるくらいなら、最初から信頼できる道具に乗り換える。
静かになったのは、納得したからではなく、多くの現場のアングラーが対話を諦めて去っていった結果ではないでしょうか。
実戦の道具として、今のステラよりもダイワの思想の方が、圧倒的に「正解」に近い。
そう感じざるを得ないのが、今の僕の本音です。
最後に 美しき「罪」

シマノ ’22 ステラ。
巻き心地は、確かに至高です。しかし、その甘美な誘惑の裏側には、アングラーの自由を奪うという深い罪が隠されています。
一匹を捻り出すために、精神を研ぎ澄ませているその時に、リールの機嫌を伺う。
そんな、滑稽で虚しい時間は、もう僕には必要ありません。
シマノスピニングは大好きだったので後ろ髪が引かれる思いですが、蜜巻きを辞めないのであれば、僕はダイワに移行します。
というかしました。
以上、ありがとうございました。
