STEEZ AIRはどうなるの?とか、アルファスCTでTWは搭載した方が筋は通ったんじゃなかろうか?とか、いろんな意味で(僕の中では道理の面で)衝撃的なデビューを飾ったアルファス air TWを購入しました。
仕様であったり、一般的なインプレやレビューは他のブログで詳細に紹介されていますので、そこら辺は割愛して。
ぶっちゃけ、僕的にこのリールは必要なのか不要なのか?
とりあえず何回か使ってみたので、そこらへんを紹介します。
1gは飛ばせない。
ダイワの公式HPは1g台のルアーも扱えると書いてありますが、僕は無理でした。
無理。
因みにロッドはブレイゾンの621LB-G ラインは6lbで約1.5gのルアーを投げてみましたが、大体飛距離5mが精一杯でした。
それも結構ピーキーになります。
そもそも1g台ルアーを扱うにはそこら辺のベイトフィネスロッドでは無謀です、ブランクにウェイトが乗りません。
STEEZのハーミットやヤマガブランクスのブルーカレント等の1g以下のルアーウェイトが扱えるロッドであれば、もしかしたら1gクラスのルアーを投げられるかもしれません。
快適に扱えるルアーウェイトは3g〜7gといった感じでした。
糸癖について。
小径スプールになったことでスプールのレスポンスは上がったと思います。
しかし、その反面大きなデメリットも有ると思います。
そのデメリットは、糸癖です。
ラインのクセは想像以上に付き易くなっていて、特にフロロカーボンラインはかなり扱いづらいと感じます。
ラインが馴染んでいない状態ではバックラッシュしやすく、馴染むと糸癖が付いてコイル状になってラインが放出されるの飛距離がガタ落ちです。
フロロを使う場合は釣行毎にライン交換しないとφ28mmの特性をスポイルさせてしまうレベルだと思います。
PEラインはメーカーが使用を推奨していませんので、ベストでは無いですがナイロンラインが癖が付きにくくラインの交換回数も減らせると思います。
因みに僕はユニチカのシルバースレッドのナイロン6lbで40m巻きのセッティングにて5回ほど釣行しましたが、糸癖はやや付いているもののキャスタビリティ(飛距離)には大きな支障は出ていません。
巻き感度。
あまり触れられていませんが巻き感度が最高に良いです。
シャッドを巻いてみたのですが、ハンドルを持つ手に伝わる振動が非常にクリアです。
ギヤはG1ジュラルミンを使っていることは知っていましたが、ギヤの歯については特に誰も(公式でも)触れられていなかったので、直接ダイワに聞いてみたところ・・・
ギヤはSTEEZとほぼ同様とのことでした。
・・・参りました。
あまりに巻き心地が良かったので、より巻物に特化したギヤ比のアルファスAIR TW 7.1を導入しました。
剛性。
アルミボディを採用しているので、剛性は高いです。
因みに、40upが釣れたのですが、ハンドルが軽く巻けます。
ベイトフィネスリールといえば結構リール剛性が低くなっていて、負荷が掛るとリール本体が歪んじゃってハンドルが巻きにくくなったりするんですが、アルファスはそれが有りません。
全く有りません。 めちゃくちゃ剛性が高いです。
だからと言って調子に乗ってドラグをフルロックしたり、魚を抜きあげたりすると、スプールを潰すことになるので注意は必要です。
まとめ
先代のT3やSS airよりも更にフィネスなルアーが快適に使用できるようになっています。これは間違いありません。
それよりも、巻き心地の良さ、ボディの剛性の高さは飛躍的・・・いやもう革命的と言っても過言では無いというか・・・筆舌に尽くし難い程の進化を遂げています。
アルファスを使ってみて正直に感じたことは、シャッドにドンピシャなリール。
ハイギヤの設定とギヤの噛み合わせのスムーズさでかなり巻き感度が高く、良い塩梅の巻き抵抗が有り、シャッドはかなり使い心地が良いです。
ということで、僕的には必要なリールです。
以上、ありがとうございました。
追記 ハンドルを変えてみました。