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アルファス Air TW 7.1を買ったぞ。

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衝撃のフルモデルチェンジから早一年とちょろっと、アルファスAir TWにギヤ比7.1が追加されました。

割と世間では へー、あ、そう。ふーん。って感じだと思うんですが、僕的にはセンセーショナルなニュースでした。

何がセンセーショナルかと言いますと、ギヤ比は7.1なんですがラインの巻き取り量は63cmというところなんです。

ちゃんと説明すると、先ず糸の巻き取り量についてなんですが、僕の場合ハンドル一回転のラインの巻き取り量が大体60cmぐらいのリールは主にファストムービング系ルアーに使っています。

これはなんでかっていうと巻抵抗のあるクランクなんかを使う時どうしてもリールの巻き上げるトルクが必要になるのでリールのギヤ比は低くなってしまうためで、そうすると必然的にハンドル一回転あたりのラインの巻き取り量は60cm前後になるためです。

じゃぁ今回追加されたアルファスAir TW7.1とどういう関係があるんだって言うと、単純にリズムを作りやすいんですね。他のタックルとラインの巻き取り量がほぼ同じなので、気にせず同じリズムで巻き続けられるのでリズムを作りやすいんです。例えば巻き取り量80cmでも使えないことはないんですが、タックルを持ち替えた時リールを回すスピードを下げてあげないといけないその逆もまた然りで、ルアーがどれくらいのスピードでどの位置にいてどれくらい潜ってるかって言うのが感覚的に異常に分かりづらいんですね。そうすると感覚を慣らすまでちょっと時間が必要で効率が落ちるわけです。

あと、このギヤ比7.1っていうのもかなりミソでフィネス系リールは主に軽いルアーを使用すると思うんです。当たり前ですけど。

で、ルアーが軽くなるとアクションも小さくなって手元に伝わる情報も小さくなります。そしてギヤ比が低いとさらに手元に伝わる情報は小さくなってきます。

これでは軽いルアーは巻いていてもなんの巻抵抗も感じませんし面白くありません、何より水中の変化に気がつくのが遅れルアーを根がかりさせるリスクも高まります。

ただ、ギヤ比が7.1ってことはスプールを回転させる量が増える分トルクは細くなります。そうすると、必然的に巻感度が高くなります。なので小さなルアーでも手元に伝わる振動は割とクリアになってきますし、水中の変化も分かりやすくなるわけです。

ちょっと長い説明になりましたが、一応これがアルファスAir TW 7.1のメリットになります。

で、そんな巻用リールには割とガチっとマッチした。アルファスAir TW7.1なんですが、とても欲しかったんですが予算の都合がつかず断念することにしました・・・。

しかし、不思議なもので発売日当日に我が家に配達されてきました。大手ECサイトの購入履歴を確認するといつの間にやら予約購入していたようです。どうやら無意識にポチっていたようです。

いやー。無意識って怖いですね。

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使ってみた

思った通りというか、思った以上というか、非常に使いやすいです。

シャッドオンリーで使うならギヤ比8.3でも十分かなと思いますが、クランクベイトやフラットサイドなんかをルアーローテーションに入れると巻くスピードが慣れている7.1(巻き取り量が60cm)の方が圧倒的に使いやすいです。

ギヤ比が落ちるので巻感度の低下も心配していたのですが思ったよりも手元に伝わる振動はクリアで水中の情報もしっかりと手元に伝わります。

やはり、アルミボディのカッチリ感というかソリッド感っていうのが効いていて巻いていても安心感があります。

そんでもって、巻心地が良いです。 ギヤ比が下がった分さらに巻心地上がっているような気がします。

その他細かいことやスプール径φ28のメリットデメリットなどは8.1と同じでラインだけはかなり気を使った方が良いと思います。

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やった方が良いこと

アルファスAir TW7.1のハンドルノブの軸受け部は樹脂カラーが採用されています。

樹脂カラーですとどうしてもハンドルノブの回転が滑らかでは無いので引っ掛かる様な感触があったり、ノブを掴む手に力が入ってしまい疲れますし、ルアーの根がかり率もアップしたりと正直ユーザー側にはデメリットしかありません。

アルファスAir TWに限りませんが、リールを巻物に使用する場合はハンドルノブのベアリングは絶対追加しておいた方が良いです。どんな安物のベアリングでも構いませんので、ベアリングの追加をオススメします。

一応オススメのベアリングはミネベア製のDDR-720ZZという型番でステンレス製で耐腐食性があって耐久性もあり価格もリーズナブルです。

もし予算が許すならベアリング+金属製のハンドルノブにカスタムするとより感度は上がります。

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まとめ

実は昔ベイトフィネスリールでどうしてもタイニークランクを巻きたくて、ダイワのSS Airというギヤ比が8.1までしかないリールをSS SVというリールのギヤ比5.3のギヤやレベルワインド周りをコンパチして使っていたことがありました。

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コンパチした結果はかなり巻きのトルクが太くなって巻き感度がかなり落ちてしまい微妙でなんとも言えないリールとなってしいました。

それと比べるのは流石にダイワに失礼だとは思いますが、アルファスはめちゃくちゃ良いです。良い塩梅の巻き取り量と巻き感度、かなりバランス良いリールだと思います。

以上、ありがとうございました。

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