アブガルシア レボシリーズの第5世代 その中から気になったモデル、ウィンチを購入してみましたので今回は アブガルシア レボ5 ウィンチについて紹介していきます。
先ず初めに 巻物リールと言えば・・・ってところからなんですが、僕はクランクベイトならローギアモデルを圧倒的にオススメします。
理由は非常に単純で巻きのリズムこれだけです。
クランクベイトって一言で言っても色々あるんです。巻き抵抗の強弱、潜航深度の浅い深い、リップの形状・・・・
使うクランクによって巻きやすかったり、巻きにくかったりするのでそこらへんの差を極力リール側で抑え込んであげて どんなクランクでも一定で巻いてこれるようにしてあげるためにローギアを好んで使っています。
最近少し考え方が変わってきたんですが、これが例えば同じハードルアーでも巻き抵抗の少ないシャッドやミノーは超高速で巻くこともあるのでこちらはできるだけハイギアが良いのかなと思います。
見た目
見た目なんですが黒いボディに赤の差し色で割とシュッとしていて、小〜中学生男子が好きそうなカラーリングでカッコイイです。
ロッドはシマノ 20 ゾディアス 172MH-Gを使っているんですが、コレに乗っけると色合いが完璧で、ゾディアス用に作られたんじゃないかと錯覚するほどマッチします。
SPEC
スペックは以下の通りみたいです。
Gear Ratio : 5.4
Max Drag : 11.2kg
Reel Weight : 220g
Spool Dia.:35mm
Line Capacity(lb/m) : 16/150, 20/120 PE 3号/160
Recovery(cm/Turn) : 59cm
まず、ドラグ力がエグいですね。11kgもあるんでバス釣りには若干オーバースペックです。次にラインキャパ、こちらも凄くて20lbで120m・・・
バス釣りには かなりオーバースペックだと思います。
やったことないので分かりませんが、タイラバなんかにはドンピシャでよさそうな雰囲気はあります。(ほんと知らんけど。)
あと、何故かブレーキシステムは遠心ブレーキが採用されています。
使ってみた
使ってみました。
ぶっちゃけ・・・・まぁ可もなく不可もなしって感じですね。
巻き感度としては、ハイエンド機種のカルカッタやリョウガなんかと比べると・・・って、比べるのも失礼なくらい良くないです。笑
マジで。
そんでもって、巻いてると遠心ブレーキが カタカタ カタカタと うるせぇのです。
ただでさえギヤノイズもそこそこあるのにそれに加えてブレーキのカタカタ音が乗っかって、かなりうるさいリールです。
ただ、この巻感やノイズといったデメリットはあるものの、それを補うだけの大きなメリットが実はありまして・・・。
このリール、剛性感や巻きの安定感は無茶苦茶良いのです。
どれだけ巻き抵抗のデカいクランクを巻いてもとにかくストレスフリーでスルスル巻けるので全く疲れません。
使っていてとにかくすごく楽です。
なので、3/8oz〜1ozくらいまでのクランクなら めちゃくちゃリズムが作りやすくて、クランクのスピードやボトムタッチのタイミングなんかは割と簡単にアジャスとさせやすいですし、クランクサイズを変えても巻く手の負担がとても少ないです。
まとめ
このアブレボ5ウィンチは巻き物専用リールとして使用するには好き嫌いがはっきり分かれるリールかな?とは思います。
巻き物リールの最高峰であるカルカッタ200には足元にも及ばないリールであることは確かですが、価格としては約1/3であること、ロープロファイルで剛性もドラグもイカれてるほど強いことを考えると。
僕的には正直、ヘビーウェイトな巻き物に関してはレボ5ウインチは相当有り寄りの有りなんじゃないかなと思います。
あと雑に扱っても壊れないってのもポイント高いですね。
ビッグクランクやチャターベイト等の巻き抵抗の大きい巻き物にはオススメです。
以上、ありがとうございました。