フェンウィック リンクスのベイトフィネスベイトロッド LINKS70CLP+Jを買ってみました。
勿論用途はベイトフィネスなんですが、このロッドの特徴は適用ルアーウェイトが1/16oz(約2g)から投げられて、且つ、レングスが7ft有ります。
以前、ベイトフィネスロッドについてまとめた事があるんですが、実は軽いルアーが投げられてロッドレングスが7ft以上のロッドスペックなかなか有りません。
確かに、普通のベイトフィネスであればショートロッドで十分事足ります。僕も通常のベイトフィネスはダイワのブレイゾン 621LB-Gを使っています。
それでは何故ロッド長さが7ft必要なのか?
実はロングロッドってメリットがたくさんあって、
まず一つはキャスタビリティ(飛距離)です。これは単純にルアーの重さがロッドの先に乗せやすい事と、ルアーリリーズ時の初速速くなるためです。
次に、ショートディスタン(近距離)特にピッチング時でのアキュラシーの高さです。これは前述したようにルアーの初速が上げやすくロッドコントロールもしやすいため、狙ったポイントにポンポンポンと入れやすいです。
そして最後にフッキングのやりやすさです。ロッドが長いことによりロッドストロークが多く取れます。これはタフコンディションでのショートバイト時、瞬間的に合わせを入れる必要があるときに非常に有利になります。
というわけで、いろいろとメリット多いベイトフィネスロングロッドを導入してみました。
LINKS70CLP+J “Bait Finesse Special”インプレ
ぶっちゃけて言うと可もなく不可もなく使えるロッドです。
いわゆる、普通のロッドという感じです。
正直なところ飛び抜けた特性は無い、と言っても良いと思います。
もちろん、フィネスなロッド操作はできます。キャスタビリティも優れています。
バスを掛けてからベリーからバットに掛けて湧き上がるトルクも良いです。
なんなら感度も良いです。
良いところだらけでストレス無いので普通に使えちゃうロッドです。
褒めすぎですが、タイプ的には真面目な優等生的ロッドでベイトフィネスという役割をキッチリこなし、クセの無いロッドだと思います。
なん匹か魚をかけたのですが、ロッドストロークもしっかり取れてバッチリフッキングも決まります。
こんなちっこいバスだってフッキングに持ち込めるロッドの感度も有りますし。
20m先でヒットしたバスもフッキングに持ち込めるロッドパワーとロッドレングスも有ります。
40upのバスも余裕で寄せてこれるロッドパワーもあります。
タックルセッティング
STEEZ A TW 1016CCにKTFのKAHENスプールを組み込んだセッティングです。
ルアーをアクションさせる際のリーリングのスピードはしっくりくるのですが回収スピードが遅いため少しストレスになります。
また、3g以下のルアーは使いにくいです。
STEEZのハイギヤリール(8:1)にKTF KAHENリールを組み込んだセッティングです。
んー回収速度は上がったものの、ルアーアクションはやりにくかったです。
アルファス AIR TWのセッティングです。
ルアー回収速度は若干早いものの最も軽量ルアーを扱え、ロッドパフォーマンス最も発揮できるセッティングです。
まとめ
ロッドパフォーマンスを最大に発揮するにはベイトフィネスリールは必須だと思います。セッティングが決まればかなり使いやすいロッドだと思います。
ショートロッドも良いですが、ロングロッドもたくさん良いところがあります。
中価格帯で7ftを超えるロッドは今のところ、このフェンウィック リンクスのみだと思います。
クセのないロッドで良いロッドだと思います。
以上、ありがとうございました。