リールの性能を大きく変える最も効果的な改造はスプール交換だと思います。次にスプールのベアリング交換が効果が大きく、その次ぐらいにハンドルノブの交換でしょうか?
今回は、リール改造しても性能の変化がわかりずらいハンドルノブをリブレのフィーノプラスというノブに交換してみましたので交換後の効果が実感できたのか、紹介します。
今回交換したリールは愛機STEEZ A TW 1016-CC。
コイツに標準で付いてるノブは使い難くはないんですが、非常に不細工なノブで見た目も非常にチープ。
シュッとしたリールなんですが、悪意があるんじゃないかと疑いたくなる程センスのないヒョウタン型のノブがSTEEZの品格をダダ下げしてるように僕は思います。
一応フォローしておくと、使いは易いです。
ハンドルノブ交換。
リブレのハンドルノブ交換は非常に簡単です。
交換前のノブのキャップを外す工具、プラスドライバーとマイナスドライバー(もしくはコイン)があれば交換可能です。
しかし、一点注意があって、ハンドルノブを留めているネジは緩み止めが塗布されているので、細心の注意を払ってネジを緩める必要があります。適当に緩めようとすると思わぬ失敗をします。
使い心地。
まず最初に感じる事は、ハンドルを触った時の感触が劇的に変化します。
樹脂の場合は指にへばりつく感じがあり必要以上に滑らない感じがしますが、バフ研磨で仕上げてある金属のノブは吸い付く感じがありグリップ力もちょうど良い感じです。
そして、巻き感度ですが、これはかなり上がります。
樹脂は金属が拾った振動を減衰してまうので指に伝わる情報が少なくなってしまうのですが、金属ノブに変えると指に伝わる情報量がかなり増えます。
クランクなどの巻物と呼ばれるルアーは、どちらかと言えばローギヤリールの方が扱い易いのですが、ローギヤリールを使うと巻き感度は下がるデメリットがあります。
しかし、リブレのような金属ノブを使えば巻き感度を劇的に上げることができ、ローギヤリールのデメリットを解消できるため、巻物にはかなり有効だと感じました。
まとめ
ハンドルノブを変えてもリールの性能が劇的に変わるわけではありません。なんならほぼ自己満足といっても良いと思います。さらに、結構お値段はお高めです。
ただ、標準で付いている樹脂製のハンドルノブよりは確実に巻き感度は上がるので、クランクベイトやシャッドなんかの巻物には樹脂のノブよりもリブレのような金属ノブが合うのかなと思います。