あのいきなりなんですが、結論から書きますね。
お世辞抜きで、めちゃくちゃ良いロッド。
2ozクラスのビッグベイトロッドで迷ってるなら、とりあえずコレ買えばいいと思うよ。それくらい自信を持ってオススメできます。
今回はオリムピック ベローチェUX 21GVELUC-74Xのインプレを紹介します。
・・・ところで、オリムピックってメーカーって何?
って思われるアングラーが結構居ると思います。
ソルトフィッシング界隈では割と有名なメーカーなんですがフレッシュ、特にバスフィッシング界隈では知名度はあまり高くありません。
オリムピックは、細かいことは省きますが自社釜を持っている数少ないロッドメーカーであり、最新技術をかなり低価格で提供しているかなりイケているメーカーです。
利益度外視のハイコストパフォーマンスロッド
因みにベローチェ 21GVELUC-74Xの定価は¥17800
どこのロッドメーカーからも1~2万円台のハイコストパフォーマンスロッドが発売されまくっているこのご時世にこの価格は普通だと感じると思いますが実はこのロッド、ガイドがsicです。それもsicよりさらに軽量なsic-sというガイドを採用しています。
ヤバイですよね。
どれくらいヤバイかというとですね、1~2万円台のロッドは普通アルコナイトリングが採用されています。
sicとアルコナイト何が違うのかというとですね、違いは色々ありますが、一番の違いが重さです。sicの方が圧倒的に軽いです。そして軽い分高価です。
大体普通のロッドであれば定価3万円台ぐらいからsicが搭載されることが多いんですが、ベローチェUXは、なんと1万円台からsicを搭載しています。
それを考えると、ほぼ利益度外視レベルで安いです。
使ってみた
初めてロッドを持った瞬間に感じたことなんですが、やや先重り気味かな・・・?と感じました。また、ロッドパワーがエキストラヘビーということもあって、やはりカッチカチです。
が、
実際にフィールドでキャストしてみると、ロッドの長さが7フィートを超える割に軽快にロッドを振ることができました。
多分、ロッド自体のテーパーが結構キツめ?なのとガイドが軽いってのが効いているみたいで使用してみると割といい感じでした。体感的にはちょうど7フィートより少し短いぐらいのロッドを振っているような感覚で扱うことができます。
ロッドの硬さなんですけど、最初は若干硬すぎるかと感じていたんですが、スイムベイト系のルアー特にジョイクロなんかはロッドでアクションさせることが多いので柔らかいロッドよりは、シャープで張りのあるロッドの方がルアーはより綺麗にアクションします。
あとですね。
とにかくジョイクロがキャストしやすいんですよ、なんていうか2ozを投げている感じがしないんです。たぶんバットがしっかりしていて、ティップからベリーまでがそこそこ曲がってうまいこと反発してくれるからだと思うんですけど、そこまで力を入れなくてもポーンと軽く飛ばせる感じで、力まない分キャストの精度が高くなる感じです。
まとめ
いいところが多すぎて、紹介しきれてないんですけどもちろんヘビーテキサスなんかの底物系は大得意でロッドの感度も良いです。
で、こんな良いロッドが一万円後半で買えるんですから良い時代になったものです・・・
ただ、残念なこともあって取り扱いしてるところが少ないんですよね、どこかで見つけたら是非、手に取って振ってみてもらいたいロッドです。
以上、ありがとうございました。