シャッドの元祖と言えば・・・ラパラのシャッドラップ。昔はDEEP RUNNERE なんて名前で売られていました。
まだ、日本でシャッドというルアーカテゴリーが無かった時代はクランクベイトにカテゴライズされていたルアーです。因みに、日本以外では未だにクランクベイトにカテゴライズされています。
まぁ巻いて使うので、クランクベイトですね。
日本で発売されてから30年以上経っているにも関わらず、未だに釣具屋ではしっかりと販売されている超ロングセラーなルアーです。
ということで、今回はシャッドの元祖といっても過言ではないラパラ シャッドラップについて紹介していきます。
見た目
最近のルアーと見比べると、かなり不細工です。
特に顔の周りなんて、のっぺりとしていて魅力を感じないかもしれません。
それもそのはず、シャッドラップのルアー素材はプラスティックではなくバルサ素材を用いてるのです。バルサ故細かい細工ができません。
なので、見た目もプラスティックルアーと比べると見劣りします。
アクション
まず、思いっきりキャストしてもあまり飛びません。これが、シャッドラップの最大の特徴でといっても良いでしょう。本当に飛びません。
それもそのはず、シャッドラップはルアーの体積は割と大きいくせに固定重心でかつ本体の素材は比重の軽いバルサウッドなのです。これではいくら遠くへ飛ばしたくても飛ぶはずがありません。
しかし、キャスト性能を犠牲にしているだけあってアクションは素晴らしく、本当細かいピリピリとしたピッチで水を切りアクションします。
シャッドラップはフローティングになるのですが、フローティングの速度がこれまた良くて、スローフローティングで浮き上がってくる際にはリップが水を受けてボディがピリピリとアクションしなが浮いてきます。
使い所
タフコンディション時、基本的に年中使えます。
特に秋〜冬にかけての低水温の時期には活躍してくれると思います。
また、春のスポーニングの手前の時期でシャローから一段落ちた辺りを狙って使うのも良いと思います。
まとめ
元祖シャッド、ラパラ シャッドラップを紹介させていただきました。基本的には一年中使えるルアーで、ワーミングでもダメな時にも有効となる場合があるのでタックルボックスに一つは入れておきたいルアーです。
SR4
Length: 4cm
Weight: 4g
Class: Floating
Hook Size:#8
Diving Depth: 1.2-2.1m
SR5
Length: 5cm
Weight: 6g
Class: Floating
Hook Size:#6
Diving Depth: 1.2-2.7m
SR6
Length: 6cm
Weight: 7g
Class: Floating
Hook Size:#6
Diving Depth: 1.5-3.0m
SR7
Length: 7cm
Weight: 8g
Class: Floating
Hook Size:#5
Diving Depth: 1.5-3.3m