底物用に感度がキンキンのロングロッドが欲しいなと考えていました。
どうせなら、ソルトもフレッシュも使えるような魚種を限定しないバーサタイル性に富んだロッドが良いなというこで様々なカタログを片っ端から読み漁り見つけたのが、
ダイワのHRFシリーズです。
HRFはハードロックフィッシュの略でその名の通り、根魚用に開発されたロッドです。
HRFというシーリーズの中でもさらに細かくカテゴライズされていてキジハタ用のKJシリーズと言うモデルがあるのですが、ロッドスペックを見るとかなりと使えそうなスペックでしたので、HRF KJ 86 MHBという型番のロッドを購入するに至りました。
ロッドスペック
購入を決めた要因として一番大きかったのがロッドスペックです。
まずは、上位機種である。HRF KJ AIRのロッドスペックを紹介します。
HRF KJ AIR 83MB
Length : 8ft.3inc.(2.52m)
Rod Wt. : 153g
Lure Wt. : 5-35g
Line : ナイロン10-25lb. PE0.8-2.5号
Price : 35,500yen
次に僕が購入した、HRF KJ 86 MHBのロッドスペックを紹介します。
HRF KJ 86MHB
Length : 8ft.6inc.(2.59m)
Rod Wt. : 145g
Lure Wt. : 5-35g
Line : ナイロン10-24lb. PE0.8-2.5号
Price : 25,500yen
まず、注目すべきはロッドの重さです。
HRF KJ AIRは153gに対してHRF KJ 86MHBはナント145g!!
ロッドの長さが3inc.長いのにも関わらず約10gも軽くなっています。
次に価格です。
HRF KJ AIRは定価35500円に対してHRF KJ 86MHBは定価25500円
一万円もの価格差があります。
上位機種と似通ったスペックでロッド重量は軽く、価格も安い。
どう考えても、HRF KJ 86MHBを購入した方がお得に決まっています・・・迷う余地はありませんでした。
ロッドレビュー
ロッドアクション
見た目がかなりハイテーパーなこのロッドのアクションは見た目通りにファーストテーパー先調子です。ただ、先端までガチガチでは無く1番ガイドと2番ガイドの中間辺りまでは割と素直にベンド(曲がる)ような感じです。
感度
PEラインとの組み合わせでジグヘッドを底に這わせる様な使い方をしてみたのですが、この組み合わせがなかなか良い感じで、ボトムの質感が手に取るように分かる程に感度が良いです。
因みに使ったリグは、ジークラックのベーローズスティックとジャングルジムのスリーパーマッチョ。
キャスタビリティとアキュラシー
キャスタビリティ(飛距離)に関してはロッドが硬いため、シーバスロッドみたいなレギュラーファーストテーパーを使っていると、若干飛距離が出しにくいかなと思います。ただ、慣れればそれなりに飛距離は出せる様になります。
アキュラシー(精度)に関しては、ロッド長さ8ft台ということもありソルトで使うのであればロッドの長さはやや短い部類に入りますし、ベイトロッドということもあり狙ったポイントにポンポン入れることができると思います。
バスフィッシングで使う場合は、ロングロッドの部類に入りますが割とピッチングやフリップが使いやすく、こちらもアキュラシーは高いと感じました。
おすすめのリール
ボトムでの釣りやリフト&フォールがメインになってきますので、素早く糸フケを取ることができるハイギヤモデルもしくはエクストラハイギヤがおすすめです。
まとめ
根魚用ロッドとなっていますが、そこらへんはあまりこだわらない方が色々と使えて面白いロッドだと思います。
基本はボトム系のリグで使うことが1番使いやすいと思います。
また、ハードプラグに関しては、クランクベイトやミノーなどの巻物系は弾きやすいので使いにくいですが、バイブレーションプラグのリフト&フォールで誘う釣り方なんかは逆に使い易いと感じました。
実売価格は約15000〜18000円ぐらいでHVFやブレーディングXは採用されていますし、感度もそこそこ良いのでコストパフォーマンスの高いロッドだと思います。