ベイトフィネスはベイトタックルを用いてフィネス(繊細)な釣りを行うタクティクスの一つです。
メリットとしてキャストアキュラシー(精度)の向上や手返しの良さ、そして、スピニングに比べ太いラインを使用できるというメリットがあります。
とはいえ、ベイトタックルを用いたとしてもフィネスな釣り偏るほど、どうしても扱うラインが細くなっていきます。
もし、ベイトタックルを用いていたとしてもビックバスが掛かった時は、道具がうまく機能してくれないとラインブレイクに至ってしまうこともあります。例えばリールであればドラグの性能、そしてロッドであればバスの引きに追従する追従性です。これらがうまく機能することによって、より多くのターゲットを仕留めることができるし、信頼して使い込むことができます。
ベイトフィネスタックルの中で私が最も信頼しているタックルセットがブラックレーベル 691LFBとSS AIR 8.1の組み合わせです。
ベイトフィネスロッド
ブラックレーベル 691LFBに関しては、6.9ftという扱いやすいレングスでキャストアキュラシーに優れており、ファストテーパーでスモラバやダウンショット、ノーシンカーリグがとても操作し易いのが特徴です。
また、細身の割にバットがしっかりしているため、フッキングもバットにバスの重みを乗せしっかりと掛けに行くことができます。
そして、このロッド最も気に入っている点は、バスが掛って走られても、その引きに素直に反応し、しっかりと追従してくれる追従性の良さです。
ベイトフィネスリール
ベイトフィネスは基本的にカバーやストラクチャに絡んだポイントで使用します。
そこで口を使うバスは、針が掛って違和感を感じるとカバーの中に一気に引き込もうとします。
ここでもしローギヤリールを使用しているとラインの巻取り量が少ないためカバーから引き剥がすことができず潜られてしまいます。
しかし、SS AIR 8.1に関してはハイギヤを採用しているためバスに違和感を与えさせる前に一気にカバーから引き剥がすことができます。
そして、カバーから引き剥がした後のファイトもドラグが滑らかに効いてくれるためかなり操作しやすく安心してファイトすることができます。
ライン
フィネス(繊細)なアクションをさせたいので、基本的にフロロカーボンラインで太さは6lbを使用しています。
フィネス用ラインは少し高価ですが、最も扱いやすく評判の良いSeaguar R18 フロロリミテッドを巻いています。