O.S.Pのクランクベイトのブリッシリーズの中から、今回はタイニーブリッツDRを紹介します。
タイニーブリッツDRはスモールクランクと呼ばれるカテゴリーでは結構珍しい、ディープランナータイプのクランクとなっています。
即一軍入り
アクションはハイピッチでタイトなウォブンロールで、割合としてはロールアクションが強く出ます。また、水噛みがとてもよく巻き始めからしっかりアクションし、潜行角も鋭く感覚的には約５m程のリトリーブで最大深度である３mに到達します。
クランクにしてはかなりスローフローティングで、ストラクチャに当てて止めるとフラフラとボディを揺らしゆっくりと浮上してきます。この浮き上がりにくさを利用することで、シャローエリアではスローリトリーブで一定レンジを引いてくることも可能です。
更に、SR,MRに比べ当然のことながらリップが大きくなっており、しっかりとフックを隠してくれます。ボトムをしっかり当てながら巻きたい時、根がかりのリスクは他に比べても下がります。
スモールクランクでは攻めにくい深さを攻めることができ、根掛かりの回避能力も高いため当然のことながら即一軍入りです。
SR、MRとDRの比較
ボディの形状はどれもほとんど変わりません。唯一変わっている箇所はリップ素材が基盤素材から一体成形となってABSとなっているところぐらいです。
上からタイニーブリッツSR MR DR
左からタイニーブリッツSR MR DR
どこでも使える
シャローからディープまで、早巻きからスローまで
そして、もちろんハイプレッシャーフィールドでも。
どこでもいつでも使えるのでカラーには拘りたいとこです。スポーニングが絡む春はクロー系カラー、クリアウォーターであればベイトフィッシュ系カラー、濁りが強ければチャート系カラーを使って行けば更に釣果を上げていけることでしょう。
スペック
Length: 45mm
Weight: 6.7g
Class: Floating
Max Diving Depth: 3.4m
最後に・・・
とてもバランスの良いルアーです、必然的に出番も多くなってきます。一軍ルアーどころか、タイニーブリッツDRを軸にその日の釣りを組み立てらるほど優秀だと思います。
