アブガルシアのフラッグシップモデルシールズ ゼノン
シリーズの中でも(価格的に)最高峰に君臨するのがMG7
これをね、買ってみました。
最高峰のモデルと言っても、STEEZやアンタレスと比べると価格は半分なので買いやすいんですが・・・まぁぶっちゃけて言うと性能も半分ぐらいかもしれません。(笑)
このブログで以前ビースト9というモデルを紹介させてもらっているんですが、無茶苦茶使いやすくて、無理できる、とにかくヘビーデューティーな仕様でかなり満足度の高いリールです。
実はそれから、すぐにMG7を購入したんです。
一応、しっかり使ってはいたのですが、すっかりインプレを書いたものだとばかり思い込んでいて、いつの間にやら購入してから2年も経ってしまいました。
ということで、購入してから2年使ってみた感想を紹介していきたいと思います。
軽いは正義
このリールの特徴は何と言っても、軽さでしょう。
リールの自重は何と驚きの135g!!!!
ダイワのSTEEZでさえ160gです。STEEZよりも25gも軽いんです。
どちらもマグネシウムボディを採用しているんですが、アブ ゼノンの方がかなり軽いです。
ただ、ゼノンMG7は淡水専用機となりますが・・・
ロッドに装着して振ってみると違いがよく分かると思います。
特にジャーキングなんかは、かなりロッドを振りやすくなります。
あとは、ピッチングやワンハンドのバックハンドキャストはかなり鋭いキャストができるようになります。
とにかく、キャスティングが楽。
ついでにアキュラシーも上がります。
軽さは正義です。
巻き心地は・・・
巻き心地については・・・やはり頼りない感じはします。
シマノやダイワの足元には及ばないのはもちろんのことですが、同じゼノンシリーズのビースト9よりも劣ると思います。
ギヤの素材がアルミでボディがマグネシウムなんで、どうしてもノイジーな感じは否めないんですよね。
巻き感度はそれなりにギヤ比が高いのですが、こちらもそれなりです。
このあたりは、期待しない方が良いかもしれません。
それなりにチューニングすれば、もしかしたら少しは良くなるかな?程度だと思います。
使い道
僕のMG7の使い道はただ一つ。
ジャークベイト。
この一択です。
というよりも。
軽くてギヤ比が高くてそれなりにラインキャパがある・・・ときたら、自ずと使い道は決まると思います。
1/4oz〜1ozぐらいまでのジャークベイト用リールで考えたら現行機種では最高の一台になると思います。
ジャーキングってやったことある人は分かると思うんですが、ロッドの上げ下げで無茶苦茶手首が疲れるんですよね、MG7は軽さでそこらへんをバッチリサポートしてくれます。
こんなリール探している人 多いんじゃないかなと思います。
まとめ
もちろん打ち物にも使えますが、打ち物だけならもっと安いリールで十分です。
巻物なら、もう少し精密なリールが良いと思います。
軽くて、ギヤ比が高くて、ラインキャパがそこそこある。
完全にジャークベイト専用機といっても過言ではないと思います。
これから先、ここまで攻めた仕様のリールがこの価格帯で販売されることは恐らく無いでしょう・・・(定価は強気ですが某ECサイトAmaz◯nならセール期間であれば約27000円ほどで購入できてしまいますので・・・)
以上、ありがとうございました。