テキサスリグといえば、弾丸の形をしていて表面がつるんとしたバレットシンカーを付けるのが普通です、というかそれが常識だと思ってました。
が、しかし、なんとラグゼからそんな常識を覆すリブ付きのバレットシンカーが発売されていました。
僕自体、あまりシンカーって興味を持つことが無く、どちらかといえばコスパを最優先して選んでいたんですが、このアバラシンカーに関しては、見た瞬間衝撃を受けました。
なんせ、バレットシンカーにリブがついているんですから。
テキサスのシンカーってなんの目的で付けるかっていうと、すり抜けを良くするためなんですよね。当たり前ですけど。
じゃぁ逆にシンカーの表面に凹凸を付けたらどうなるかというと、スタックしやすく(引っ掛かりやすく)なります。
このリブがあるからこそのメリットを紹介します。
アバラシンカー3つのメリット
メリットその1 超高感度
先ずシンカーの素材についてですがタングステンを使用しています。タングステンは密度が高く、非常に硬いという特性があるため、柔らかい鉛のシンカーに比べコンパクトで且、感度が高くなります。
アバラシンカーはその感度の高いタングステンにさらにリブを追加しています。この微妙な高さのリブがボトムに当たることによって、高感度と言われるタングステンの特性を更に際立たせておりボトムの質感をよりクリアに感じ取れるようになります。
メリットその2 サウンド
次に音です。タングステンは硬いので、何かに当たった音も鉛シンカーに比べると大きく、音質は高めに出ます。アバラシンカーの場合は更に複数のリブがボトムやストラクチャーに連続して当たるため非常に複雑なサウンドを奏でます。
メリットその3 イレギュラーアクション
ルアーがスタックして外れた瞬間、バスがバイトしたということはよくある話だと思います。これは、ルアーが外れた際イレギュラーなアクションを起こし、その瞬間にバスのスイッチが入りルアーにバイトすると言われています。
アバラシンカーは文頭で紹介したように普通のテキサスよりやや引っ掛かり易いです。
要は、スタックして外れて起こるルアーのイレギュラーアクションをある程度意図的に起こせるということになります。
簡単に言うと”常にバイトチャンスの確率を上げてボトムを転がしてこれる”ということになります。
まとめ
このような形状のシンカーは本場USAでは売っているのか?調べてみました。タックルウェアハウスで確認してみましたが、似た商品はありません。
たぶんですが、アバラシンカーみたいな形状は完全に がまかつ ラグゼ オリジナルということになると思います。
このシンカーの商品名をリグ名にしても良いんじゃないかと思うほど、独創的で且つ意表を突いたアイテムです。
アバラリグ いいじゃないですか。 いい感じです。
世間に広まることは無いと思いますが、少なくとも本サイトではアバラリグとして扱っていきたいと思います。
今のところ入手は困難なようなので僕の中では超シークレットアイテムとなっています。