ここ最近一日の平均気温がググッと上がって、日中はだいぶ過ごしやすくなってきました。
桜の蕾も膨らみ始め春ももうすぐそこまで来ています。
さて、そんな春の始めの時期は、別れと出会いの季節なんて言われています。
社会人になってそんなことすっかり忘れていましたが、こんな僕にも、ある一つの卒業がありました。
上靴洗い。2020卒。
約9年間、毎週とは言わないまでも洗い続けました。最後の一足を洗い終わったあと、誰かに労いの言葉なんてかけてもらえません。
ただただ虚しく、そして非生産的で時間の無駄遣い。そんな役割を押し付けられ文句も言わずコツコツとやってきました。
こんな糞みたいな家事に時間を掛けるのは人生の無駄使いそのものなので、この9年間で身につけた洗い方のノウハウを備忘録としてここに記しておきます。
上靴はちょっと良い上靴を買う。
ホムセンで売っている一足500円ぐらいの上靴は汚れが落ちにくいです。そんでもって生地とソールの接着が甘く、剥がれやすいです。正に安物買いの銭失いです。
オススメは月星のバレーシューズ。ソールもソコソコ柔らかいく足への負担を軽減している感じはあります。何より作りがしっかりしているのでサイズアウトまで履き込んでも壊れる事はありませんでした。また、ソールの汚れが落としやすいところも非常に助かりました。
価格は約1000円ぐらいで安心の日本製です。
汚れは削り落とす
上履きを洗う上で最も大変だったのが靴の裏の汚れ落としでした。
初期のころはデコボコのソールをメラミンスポンジでこすっていたのですが、スポンジが負けてしまってボロボロに・・・
次に亀の子たわしでトライしたのですが、直ぐにヘタってしまい一足も満足に洗うことができません。
その後、様々なスポンジやタワシで汚れ落としを試みますが全く歯が立ちませんでした。
たぶん、表面を撫でるだけでは汚れは落ちません。
靴の裏のゴムを削り落とすぐらいのパワーがないと汚れは落ちないのです。
そんな僕が選んだ究極のたわしがこれ。
スコッチブライトのがんこたわし。
このタワシは汚れを引き剥がすパワーが強く、僕の上履き洗いに革命をもたらした道具でした。
上靴の内側の洗い方は歯ブラシ
子供の靴はまだサイズが小さいのでタワシが入りません。もし入ったとしてもつま先が洗えません。それにあんまり汚れも落ちません。
しっかり上靴の内側を洗うなら、やっぱり歯ブラシです。極細毛で硬さは硬めが最高です。
浸け置きは重要
浸け置きは汚れを浮かせるため重要です。特別な洗剤は不要で洗濯洗剤で十分です。食洗機用洗剤でもいけます。
浸け置きする水(お湯)の温度はだいたい40度ぐらいで約10分ぐらいで汚れが落ちやすくなります。
上履きの内側の汚れをピンポイントで攻めるなら浸け置きした後に研磨剤入りの歯磨き粉を歯ブラシに付けて擦るのも効果がありました。
クソッタレでしょーもない、腰は痛くなるし手は荒れる。何にもいい事はありませんが。
ただ、子供の成長は身近に感じる事ができました。
初めて買った上靴は16cmぐらいでした。今は23.5cmを履いています。子供の足のサイズに関しては子供本人よりも、そして家族の誰よりもよく知っています。
という事で、今回はなぜか。上靴の洗い方になってしまいました。
どうかご容赦ください。
ありがとうございました。