バルサの上に樹脂をコーティングした構造のバルサエクストリーム(BX)でお馴染み(?)のラパラBXミノーがなかなか良いよ。と、インターネットで見かけたので、試しに使用してみました。
スペック
Length: 7cm
Weight: 7g
Class: フローティング
Hook Size:#6
Diving Depth: 0.6-1.2m
外観
バルサとアルミを超高分子素材でコーティングすることで、薄っすら見えるバルサの木目や、少しぼやけたアルミのフラッシングが、非常にリアルなベイトフィッシュに見えます。
アクション
アクションはタイトなウォブリングと、割と大きめなローリングが特徴的で、スローリトリーブの反応は少し弱い感じがします。
ステディリトリーブ(ただ巻き)で使用するにはミディアムリトリーブ以上(だいたい1秒でハンドル2回転ぐらい)で使用するのが良くアクションしてくれるように思います。
トゥイッチングでの反応もよくタイトなダート、強いローリングアクションが出せます。
ジャーキングもできないことはないですがあまり必要性を感じません。
使い方
ステディリトリーブ(ただ巻き)で弱々しいベイトをイミテートできるので、何と言ってもシャローにサスペンドしたやる気のないバスにプレッシャーを与えずにアプローチするにはもってこいのルアーだと思います。
また、スローフローティングに設定してあるため、トゥイッチングで少しレンジを下げてユラユラと浮かせてくるような使い方も有効です。
まとめ
(僕の中では)BXシリーズのクランクベイトはあまりパッとしませんでしたが、ミノーに関しては良い意味でラパラのミノーです。
ただ、没個性的なアクションだと言われれば、確かにそうかもしれません。世界基準のアクションからもう一歩踏み出した、とんがった何かは欲しかった思います。
しかし、サイズ感もちょうど良く、アクションも悪くないため、ブラックバスで使うのであればバスがシャローに上がってくる5月〜10月ぐらいまで、活躍の場は多そうです。