スモールクランク(タイニークランク)という括りの中でも、更に小さい部類に入るコンバットクランクミニ、ボディはセミフラットボディを採用しており、一般的なクランクに比べタイニーなシルエットになっています。
![](http://xbassxreports.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_0830-300x225.jpg)
画像右がOSPブリッツMR 左がコンバットクランクミニ
リップは画像の様にSRはスクエアリップ、MRはコフィンリップが採用されています。
![](http://xbassxreports.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_0828-300x225.jpg)
画像左がMR右がSRのリップ形状
ルアースペックは
CombatCrank mini SR
重さ:5.5g , 大きさ:44mm , 潜行深度:1.2m
CombatCrank mini MR
重さ:5.5g , 大きさ:44mm , 潜行深度:1.6m
スペックを見る限り軽量ですが、マグネット重心移動システムを採用しているためサイズの割にはかなりしっかり飛びます。
![](http://www.evergreen-fishing.com/images_set02/goods_images/goods_detail/11075019/11075019_04_others.jpg)
出典:EVERGREEN INTERNATIONAL Co.,Ltd.
このルアーの最大の特徴は、フローティングスピードが遅いため、巻いて止めると一瞬水中で”ピタッ”と止まりスローにフローティングします。要は、食わせの”タメ”を長く取ることができます。さらにトゥイッチングではまるでシャッドのように綺麗にヒラを打って誘うこともできるところです。
しかし、小さい割に引き抵抗もしっかり有りアクションはウォブリングアクションが強く、タイトロール、ピッチはややローピッチです。ここら辺はしっかりクランクベイトしているように感じます。
バスにしっかり見せるために、巻くスピードはスロー〜ミディアムリトリーブの間で使用するのがオススメです。
使い所としては、タフった時の切り札として使用することが多く、ピンポイントで且つスローにアピールしたい時使用しています。更には、この小さなシルエットがバスにプレッシャーを与えにくいため水が濁っていない時のサーチベイトとして重宝しています。
![](http://xbassxreports.com/wp-content/uploads/2017/10/IMG_0832-300x225.jpg)
画像上がコンバットクランクミニ 下がOSPタイニーブリッツMR
クランクのようなシャッドのような、一粒で二度美味しい感じのコンバットクランクミニ、使ってみると実はクランクベイトではなく意外にニッチなカテゴリーにカテゴライズされるのでは?と思ってしまうルアーです。ロングセラーになるのも頷けるクランクベイトです。