こんにちわ ボトムノックです。
かなりイイ感じの仕様で僕的にはかなり当たりリールだなと感じているアブガルシアのゼノン ビースト9。
打ち物リールならコレを買っておけば間違い無いと言い切っても良いぐらい使い勝手が良いと僕は思っています。
打ち物リールとしては最高ですけど、モデル名にビーストって言う名前を冠しちゃってるわけじゃ無いですか。 ビーストといえばやっぱビックベイト系ってどうなの?ってなってくると思うんですよ。
そこらへん レビューしてみます。
使ってみた。
先ず、キャストからなんですがそもそもビックベイトはそれなりに質量があるので良く飛びます。別にそこらへんはゼノンじゃなくてもいいです。
ただ、ビックベイトって飛ぶことは飛ぶんですけど、どれだけブレーキを強くしてもサミング(パーミング)する必要があって割と指が熱くなるんですよね。特にショートキャストの時とか・・・
でもゼノンってブレーキが結構強く効くんです。もちろんブレーキはMAX近くに設定する必要ありますが、それなりのサミングで指が熱くならないのは嬉しいです。
次にアクションの付けやすさなんですが、これは期待通りと言うか期待以上ですね。
とにかくリーリングジャークが楽。
感覚的にはスラッグを軽く出た状態から一気に巻き上げてルアーにコーンとテンションがかかるまでのリズムが作りやすいと思います。
実際に目視で確認しながら操作したんですが、巻き取り量が多いのでラインテンションがかかってからルアーの動き出しまでが非常にクイックになって綺麗にジャーキングします。
リーリングトゥイッチも非常に楽でデジ巻きなんかもよりシャープに正確に刻んで操作できました。
巻き取り量が多いのでジャーキングよりもさらにリーリングする量を増やしてやるとキリ揉みしながらグッとルアーがダイブするので、ボトムをついばむベイトのようなアクションをさせることができました。
適合ルアーサイズ
適合ルアーサイズのマックスは大体3ozぐらいかなと感じます。
先ず、ラインキャパなんですが、ナイロンやフロロだと20~22lbぐらいが限界だと思います。それ以上太いラインを巻くと糸巻き量的にやや短すぎるかなと感じます。
PEを使えば3号(40lb~60lb)までいけるので確かにもう少しヘビーなルアーが投げられると思いますが、おそらくブレーキが追いつきません。
ブレーキがそれなりに強く無いと、指を火傷します。
たぶん。
と言うことで、僕的には3ozが限界と言ったところです。
まとめ
ギヤ比が高いので、リップが無く巻き抵抗の少ないグライド系ビックベイトであれば非常に使いやすいです。
また、リールを巻き上げるスピードを色々アングラー側でコントロールしやすいため緩急を付けやすく多彩なリーリングアクションをかなり簡単に行うことができると思います。
ここぞ!と思うポイントは早めに短くリーリングすることで鋭くルアーをターンさせられるところなんかは非常に気に入っています。
打ち物も非常に使いやすいですが、ビックベイトにも非常に使いやすいリールだと思います。
以上、ありがとうございました。