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daiwa STEEZ 100H リールメンテナンス(ギヤ部)

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とにかく使いやすいベイトリール スティーズ 100H フィールドで活躍する場面も相当に多く、丸一日使うことなんてザラに有ります。ヘービーユーズする道具ほど、しっかりメンテナンスしないとガンガン汚れていきます。 そして、思わぬ故障や、本来の性能を著しく損なうことも。。。。

ここでは、スティーズのオーバホールを紹介します。

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メンテナンス

①マグダイヤルを緩めます。

この時、コイン(一円玉)を使用すると緩めやすいです。

②次にサイドカバーを外します。

本体を写真①の様にねじるとサイドカバーが外れます。

③サイドカバー側のスプールの軸を受けているベアリングを外します。

※この時ベアリングを抑えている”コ”の字のスプリングは外す時、どこかに飛んでいく可能性がありますのでベアリング取り外し際は慎重に取り外してください。

 

④ハンドルを取り外します。

取り外しには、マイナスドライバーと対辺10のスパナが必要です。

 

⑤スタードラグ部を取り外します。

この時、下の写真のように外した順に部品を並べておくと、元に戻す際、組み立てのミスが減ります。

※板バネは()こんな感じで組み付いています。

(向きを間違えるとドラグが効かなくなるので組み立てる場合は注意が必要です。)

 

⑥サイドカバーを外します。

マイナスドライバーでねじを外します。ねじは3本で止まっています。写真のようにそれぞれ長さが異なります。

 

 

カバーを外すと、ギヤ部が露出します。

 

⑦ドライブギヤの取り外します。

ギヤシャフトから下の画像の部品を抜き取ります。金属部品のみパーツクリーナー等で古いグリスを除去します。

黒色のドラグワッシャー(フェルト)や樹脂部品は、パーツクリーナーを吹き付けると劣化が促進、または部品損傷の原因となるため、ウエス等で汚れを取ります。この時、ドラグワッシャーにはグリスが付着しない様に十分注意します。

※今回ドラグワッシャーはメンテナンスしなかったためウエスにて汚れを取るのみとしています。(ドラグ部のメンテナンスは追々追加する予定です。)

 

⑧ピニオンの取り外します。

画像で見ると金色のギヤがピニオンになります。

クラッチプレート(白色の樹脂部品)とスプリング、ピニオンを取り外します。

ここでも同様に古いグリスの除去を行います。白色の樹脂部品はウエス等でグリスを除去します。

 

⑨ウォームシャフトの取り外します。

先ず、フロントカバーを外します。

次にウォームシャフトに嵌っているEリングを抜きます。

Eリングを外すと、ウォームシャフト、レベルワインドを取り外すことができます。

※注意点

ウォームシャフトを外す際、ギヤシャフトに組まれているラチェットが一緒に外れてきます。ラチェットがギヤシャフトから外れてしまった場合必ず向きを確認して組み直して下さい。向きを間違えるとクラッチが戻らなくなります。

ラチェットの向きは下の画像を参考にして下さい。

 

⑩ギヤ部のグリスの充填

ギヤの歯やウォームシャフト部品との接触部にグリスを充填します。

※ドラグワッシャーとドラグワッシャーが接触する面には絶対にグリスを塗布してはいけません。ドラグが効かなくなります。 最悪の場合ドラグワッシャーも使えなくなる可能性があります。

 

◯組み立て

分解する逆の順序で組み立ててギヤ部のメンテナンスは完了です。クラッチ部をメンテナンスは以下の記事を参考にしてみてください。

daiwa STEEZ 100H リールメンテナンス(クラッチ部)
クラッチ部をバラせるか否かで、オーバーホールができるかできないかが決まります。ややこしい構造、取外しにくい部品が多く有ります。工具の取り扱いの知識や構造の知識も若干必要になってきます。ギヤ部のメンテナンス方法は以下の記事を参照してみて下さい

最後にリール分解、その他メンテナンスについては自己責任にて行って下さい。

 

 

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