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シマノ 22 エクスプライド 172MHを買ったぞ。

Rods
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こんにちわ、ボトムノックです。

今回は、僕のオカッパリにおける頼れる右腕、シマノ「22 エクスプライド 172MH」のインプレッションをお届けします。

MH(ミディアムヘビー)という激戦区の番手において、この172MHがどれほどの完成度を誇っているのか。純粋に、この一本のロッドが持つポテンシャルと、現場でのリアルな使用感だけに絞って、徹底的に語り尽くしたいと思います。

1. 基本スペック

具体的な使用感に入る前に、まずはカタログスペックを確認しておきましょう。

項目 スペック
全長 2.18m(7フィート2インチ)
自重 122g
ルアーウェイト 10 〜 30g
適合ライン 10 〜 20lb(ナイロン・フロロ)
テーパー レギュラーファストテーパー
グリップ エッジタイプカーボンモノコック
継数 2本(グリップジョイント)

数字だけ見れば、日本のバスフィッシングにおける強めのバーサタイルロッドのど真ん中。王道中の王道のスペックです。しかし、このロッドの本当の凄さは、これら一つ一つのスペックがフィールドで完璧に噛み合った時に発揮されます。

2. 7フィート2インチという絶妙なレングスと軽さ

MHのロッドを選ぶ際、長さをどうするかはアングラーにとって永遠のテーマです。6フィート10インチの取り回しを取るか、それとも長さを活かした遠投性能を取るか。この172MHは、7フィート2インチという少し長めの設定でありながら、自重はわずか 122g に抑えられています。

オカッパリにおけるアドバンテージ

この「長くて軽い」というバランスが、圧倒的な優位性を生み出します。

  • 遠投性能: オープンウォーターでの飛距離アップ。
  • 操作性: 足場の高い場所や、足元のカバー越しにルアーを操作する際、この「少しの長さ」がルアーの軌道コントロールに劇的に効きます。
  • 低負担: 一日中振り倒しても手首や腕への負担が少ない。MHのロングロッドでありながら、まるでMクラスを扱っているかのような軽快さでピッチングを続けられます。

3. ただの棒ではない、レギュラーファストテーパーの真髄

MHパワーのロッドは、ともすればただ硬いだけの「棒」になりがちですが、172MHのテーパーデザインは非常に秀逸です。

キャストとファイトの両立

手に持って軽く振っただけだと、ティップからベリーにかけての張りが強く、ジグ・ワーム寄りのファストテーパーに感じます。しかし、実釣ではその性格が鮮やかに変化します。

  1. キャスト時: 1/2オンスクラスの重みを乗せると、ベリーの少し下あたりから素直に曲がり込み、全体の反発力で弾き出してくれます。テイクバックで重みを乗せやすいため、キャスト精度が非常に高いのが特徴です。
  2. フッキング〜ファイト時: 強靭なバットで確実に上顎を貫き、ファイト中はロッド全体がしなやかに曲がって突っ込みに追従。硬いロッドにありがちな身切れやバラシを極限まで抑えてくれます。

4. カーボンモノコックグリップがもたらす「底質感知能力」

22エクスプライドを語る上で外せないのが、リアグリップに採用されたエッジタイプカーボンモノコックグリップです。

僕はライトラバージグを多用します。底を叩き、ミリ単位の起伏を舐めるように感じ取るボトムの釣りにおいて、このグリップがもたらす情報量と恩恵は計り知れません。

  • クリアな信号: エッジの効いた形状により、泥底のヌメッとした感触、砂利のザラザラ感、ウィードのテンション変化など、あらゆる情報がダイレクトに伝わります。
  • 圧倒的コスパ: 上位機種に迫る感度を2万円台のロッドで実現したシマノの技術力には脱帽です。

5. 専用機ではない、極めて優秀な「バーサタイル」としての顔

絶賛してきましたが、あえて冷静に「万能ゆえの限界」についても触れておきます。

使っていく中で感じるのは、このロッドはあくまでバーサタイル性が高いロッドであって、何かに特化した専用機ではないということです。

  • 底物専用機との比較: ジグ専用ロッドのようなガチガチの硬さはないため、超遠距離での鋭すぎるフッキングはややパワー不足を感じる場面もあります。
  • 巻物専用機との比較: グラスコンポジットのような柔軟さはないため、ショートバイトを強引に絡め取るような釣りは、アングラー側の技術で補う必要があります。

しかし、その「どちらにも振れるバランス」こそが、持ち込める本数が限られるオカッパリにおいて最大の武器になるのです。

6. 運用を支えるリールとルアー

このロッドのポテンシャルを最大限に引き出すためのセッティングです。

おすすめのリール

この軽さと感度を活かすなら、20メタニウムや24メタニウムのような軽量・高剛性なリールがベストマッチします。太糸でカバーを攻めるなら22バンタムも面白い選択肢です。

推奨ルアー・リグ

  • ラバージグ / テキサスリグ: 5g 〜 7g 程度の「ライトなジグ」を、スタックを回避しながら丁寧に操作する釣りに最適です。
  • 高比重ワーム: カバースキャット3.5インチなどのノーシンカー。
  • 巻物: 3/8 〜 1/2 オンスのスピナーベイトやチャターベイト。

まとめ:オカッパリで1本だけ選ぶなら

シマノ 22 エクスプライド 172MHは、何か一つに尖ったロッドではありません。しかし、オカッパリで求められるあらゆる要求に対し、常に90点以上の答えを返してくれる、極めて実戦的な一本です。

車内への積み込みや、7g以下の超軽量ルアーの扱いにさえ気をつければ、これほど頼もしい相棒はいません。MHのロッド選びで迷っているなら、間違いなく手に取る価値のある「ひとつの完成形」です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。

 

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