ボトムアップ初となるハードベイトREAZZY(リズィー)、カテゴリー的にはクランクシャッド?となっているみたいです。
非常に人気のあるブランドなので発売当初はもちろん買おうとも思わなかった入手できませんでしたが、ある程度市場に出回って入手できるようになったので購入してみました。
定価は強気の1750円。
まぁまぁ高めの設定です。
ルアーの構造は固定重心なのですが、ヘッド部にもウェイトを設けている非常に珍しい構造をしています。固定重心は着水後のアクションの立ち上がりが非常に良くなるので、なるほど と、なりますが。ヘッドにウェイトはどんなアクションになるのか想像がつきません。
アクション
キャスタビリティは普通の固定重心のプラグと変わりません。並です。
で、気になるアクションですが、んー正直普通です。
アクションのピッチはやや細かく、タイトウォブリングでロールが強めです。巻き抵抗もあまり強く無い方なので、アクション自体もあまり大きく無いと思われます。
僕的には、もうちょっと頭を突っ込みながらグリグリとドリルのようにアクションしてくれるのを期待していたのでやや残念でしたが、アクション自体の立ち上がりは非常に良く、着水後すぐにアクションを始めてくれます。
至って普通のクランクベイトですが、ただ一点飛び抜けている性能がありました。
それは、デッドスローで巻いてものアクションし続けることです。
クランクはスローに巻くとアクションはするものの、ボディ自体の浮力がリップに受ける水の力に打ち勝ってしまいウェイクベイトのよに水面まで浮上して引き波を立てるアクションになりますが、リズィーは水面まで浮き切ることなくレンジキープしながらノタノタとしたアクションをします。
これができるルアーはあまり無いので、この点に関してはかなり優れている性能だと思います。
まとめ
ボトムアップ初のハードベイト、リズィーは川村光太郎氏のこだわりが詰まったクランクベイトだと思います。
早巻きでの使用もできますが、僕的にはスローリトリーブで使っていきたいルアーだと感じました。