タフコンディション下での釣りは底を意識したリグに傾倒しがちです。しかし、そういったリグの場合かなり手返しが悪く、更にそれなりにフィールドに通い込んでいないとポイントを外す確率が高く貴重な時間を無駄に費やすことになりかねません。
タフコンディションの時、効率良くポイントをサーチするためにはどうしたら良いか？クランクベイトやスピナーベイトではどうしてもプレッシャーを掛け過ぎてしまい結果に結びつき難くいと感じることが多くありました。そこで、組み込んだメソッドがブレーデッドジグ（チャターベイト）です。
今回はその中でも、シャローエリアをじっくり巻くことができプレッシャーを与え難い1/8ozのブレーデッドジグについて紹介します。
因みにアクションの比較や形状の比較はブレーデッドジグの祖であるZ-MANを基本とし比較しています。
DAIWA STEEZ Cover Chetter 1/8oz
スティーズカバーチャターのブレードとヘッド形状はジーマンのマイクロチャターとよく似ています。異なる点はフックの角度がジーマンに比べやや浅くなっていることと、スカートのコシの無さです。
アクションはジーマンと似ているだけあって、アクションの質はよく似ていますが、スカートが水を受け難いのでほんの僅かですがジーマンよりルアーが浮き上がり難くなっています。その為、やや早くリトリーブすることができます。
ジーマンのマイクロチャターは入手がやや面倒くさいので、スティーズカバーチャターで代用するのも良いと思いますが、ややお値段が高いように感じます。
JACKALL DERABREAK 1/8oz
今回紹介する三つの中で最もブレードがコンパクトです。そのため、ブレードに受ける水が小さくなり、アクションはタイトになりプレッシャーを掛けづらいアクションだと思います。
ルアーも浮き上がり難く、ジーマンのマイクロチャターよりもレンジがやや深くなります。
アクションが小さい分ラフな攻め方ではバス気付かせるのはちょっと難しい感じです。カバーやストラクチャに対してタイトに通すことが必要だと感じました。
Z-MAN ChatterBait Micro
最後にジーマンのマイクロチャターベイトです。元祖チャターベイトとマイクロ版です。
スカートは一本一本が非常に細く、フレアが大きいことがこのチャターの特徴だと思います。
浮き上がりが強くシャローをスローで巻いてくることができます。視認性の良いホワイト系カラーでは、突き上げるようなエキサイティングなバイトシーンを見ることができます。
アクションはバイブレーションが強く、フレアしたスカートがせわしなく揺らめきます。
アメリカからの輸入に頼っているため、あまり売っていません。国内のショップから購入するとやや高額になるので、オークションサイトでの購入がオススメです。もしくは、送料が高くつきますが個人輸入で購入するかになります。
