「バルサに近い、いや、バルサを超える——。」
そんな強気な謳い文句で登場した、レヴォニック(REVONIK)のドライボーン素材クランクベイト「ドットシックス(Dot6)バージョン1.5」。
今回は、このルアーを実際に使い込んでみて感じた「かつてない独特の操作感」と、知る人ぞ知る派生モデル「8.5L」の魅力について徹底的にインプレッションしていきます。クランクベイト好きなら、この感覚は一度味わっておいて損はありません!
アクションと独特の操作感:遅く巻いているのに、ルアーは激しく動く?

使ってみてまず驚いたのが、「手に伝わる独特の感覚」です。 アクションの質としては、ハイピッチなウォブンロール。ただし、ただ小刻みに震えるだけでなく、少し大きめのアクションを伴いながらピッチが異常に速いのが特徴です。
これが実に不思議な感覚を生み出します。
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引き抵抗は強いのに、動きが速い
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リールをゆっくり巻いているのに、ルアー自体は超ハイピッチで動いている
バルサ製のクランクベイトを使い込んできたアングラーであっても、「おっ?」と驚くような、もしかしたら初めて体験する感覚かもしれません。この矛盾するような操作感が、使っていて非常に面白く、アングラーを飽きさせません。
圧倒的な高浮力と、カリカリ響くラトル音
ボーン素材ならではの恩恵を強く感じるのが、その圧倒的な浮力です。
リトリーブを止めた瞬間、一気に水面へと浮き上がります。この浮上の速さを活かしたストップ&ゴーや、障害物回避能力の高さは大きな武器になります。
また、音の要素も秀逸です。
通常モデル(7+)は固定重心のワンノッカータイプとなっており、水中に響くのは「カリカリッ」とした強めのラトル音。ハイピッチなアクションと相まって、バスのスイッチを強烈に入れてくれます。
見逃せない派生モデル!大玉ウェイト搭載の「8.5L」
そして、このルアーを語る上で絶対に外せないのが、スポット的にリリースされた派生モデル「8.5L」の存在です。開発の最終段階まで残り、一度は見送られたものの、その圧倒的なポテンシャルから世に放たれたシークレットウェポン的な位置づけのモデルです。
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重く響くノック音: 8.5mmの大玉ウェイトを採用しており、ドライボーン素材のボディと打ち付け合うことで、通常モデルとは異なる「ゴトゴトッ」とした重厚な打撃音を発生させます。
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強い波動とアピール力: 音だけでなく水中の波動も一段と強くなり、より広範囲のバスにハイインパクトなアピールが可能です。
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キャスタビリティの向上: 自重が通常モデルの約9.5gから約9.7gへと僅かにアップ。この大玉ウェイトのおかげで飛行姿勢がバシッと安定し、飛距離がさらに伸びるのも嬉しいポイントです。
クリアアップした状況や繊細なアプローチには「通常モデル」、濁りが入った時や広範囲をスピーディに探りたい時は「8.5L」といった具合に、使い分けることで釣りの幅が劇的に広がります。
ドットシックスのポテンシャルを引き出すタックルセッティング

このルアー特有の強い巻き抵抗や、ハイピッチアクションを最大限に活かすために、僕がお勧めするタックルセッティングをご紹介します。
推奨ロッド:グラス系がベストマッチ
ルアーの動きを殺さず、バスのバイトをしっかり乗せるためにはグラス素材のロッドが圧倒的にお勧めです。
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ピュアグラスロッドの場合: ミディアム(M)アクション
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カーボンコンポジットロッドの場合: ミディアムライト(ML)アクション
推奨リール:ローギアで巻きをコントロール
ルアー自体にしっかりとした巻き抵抗があるため、リールはローギアを選ぶのが正解です。ローギアのほうがスピードの微調整が圧倒的にしやすく、ルアーを思い通りに操っている感覚を味わえます。ハイピッチで暴れるクランクベイトだからこそ、アングラー側は「巻きを軽く、コントロールしやすくする」のが釣果を伸ばすコツです。
まとめ

ドライボーン素材がもたらす「バルサ超え」のハイピッチアクションと、相反するような不思議な巻き感。そして「8.5L」という絶妙なローテーションの隠し球。
「ドットシックス バージョン1.5」は、既存のクランクベイトにはない強烈な個性を持ったルアーです。巻きモノの釣りがもっと楽しくなる、そしてもっと釣れる。そんなワクワクをくれるルアーなので、ぜひフィールドでこの「新感覚」を体感してみてください!

