ビッグベイト、ジャイアントベイト用にカルカッタコンクエストMD300XGLHを購入してみましたので、使い勝手や気になる点をレビューしていきます。
主なスペック
主なスペックは以下の通りです。
- ギア比 : 7.5
- 最大ドラグ力 : 8kg
- 自重 : 360g
- スプール径/幅 : 43mm / 22mm
- 最大巻上長 : 101cm(ハンドル1回転あたり)
- ハンドル長さ : 51mm
- ベアリング数 : 11ボールベアリング / 1ローラーベアリング
糸巻き量は以下の通りです。
-
ナイロンライン:
- 20lb – 160m
- 25lb – 135m
-
PEライン:
- 4号 – 180m
- 5号 – 140m
- 6号 – 120m
見た目
非常に美しいです。この美しい佇まいは王者の貫禄と言ってもいいんじゃないでしょうか。
そして手に取った時に感じる重量感や、剛性感、そして満たされる所有欲は半端なものではありません。
さらに、パワーストーンかと思うぐらいの癒し効果もあります。(効果・効能には個人差があります。)
使ってみた
使ってみて一番最初に驚愕したのは、
何と言っても 巻き心地です。
因みにこの衝撃は、何ヶ月使っていても感じます。
このリールはホントにエクストラハイギアなのか?と疑うほど巻き心地はシルキーで、巻くだけで喜びが溢れます。(いや、マジで)
そして、300サイズとは思えないほどのコンパクトさですね。
手にすっぽり収まる感じやロッドトリガーからサムレストまでの距離感なんかも力を込めやすくて使いやすいです。
因みにサムレスト(thumb rest)とは、巻き上げの時リールに親指を乗っけるところです。
あと、金属ボディで剛性があって且つエクストラハイギアなので巻きの感度はすごいですね。
ルアーの首振りの感覚がしっかりと伝わってきて非常に使いやすいです。
簡単にまとめると、最高です。
おや?と思ったこと
全体的に非常に良いリールなんですが、一点非常に残念な点があって・・・
それが・・・
ロングハンドル。
非常に巻き上げやすいです。
ただ
バランスが悪い。流石にハンドル自体が重たすぎると感じます。
そんでもってハンドルノブが長いもんだから、ハンドルノブの端に指かけちゃうと、ロッドを持ってる手に変な力が掛かってロッドが回転しちゃうんですよね。
気にならない人は気にならないと思いますが、僕はかなり気になりました。
どんな人に向いてる?
ズバリ 25lb以上のラインを多用するアングラーにはかなり重宝するリールかと思います。
特に4ozを超えるビックベイトやジャイアントベイトにはドンピシャです。
普通の20lb-100mリールに25lbを巻くと、ルアーを遠投した際、糸巻き量の関係でスプールが細くなって着水点でルアーはほぼアクションしません。
ジャークなどで、それなりに鋭いアクションをさせようとそれなりのスプール径は必要です。
まとめ
カルカッタコンクエスト 300MD XGLHは、素晴らしいリールです。
この一言に尽きますね。
所有欲を満たしてくれるのはもちろんのこと、価格に見合うだけの十二分な性能を有していると思います。
ビッグフィッシュを狙う釣りにおいて高性能と耐久性は、アングラーに絶対の信頼性を提供しくれると思います。
以上、ありがとうございました。