これ。
物心つく前から積み木で遊んでた様な気がするぐらいシンプルな形状。
まさにおもちゃのおさかなの様な形のルアー。まさかこんなオッサンになってこんなルアーで真剣に魚を釣ることに使うとは・・・思ってもいませんでした。
・・・でも、このおもちゃの様な おさかな型のルアー
使ってみるともの凄く泳ぐ。
ルアーの素材
このラパラのトゥイッチン ラップはシンキングタイプのルアーで素材はアバシと言う木材を使用している。アバシ材はハンドメイドで使用されるバルサ材よりも固く重い。
いろんな通販サイトでバルサのキビキビ感が・・・って紹介されてますが、しつこい様で申し訳ありませんがこのルアーの素材は、アバシ、もしくはアバチ。因みに正式名称はアユース 比重は約0.38。
ついでにバルサの比重は0.14、重さの差は約2.5倍も違うんです。
使ってみた
アクションはレンジキープできるぐらいのミディアムリトリーブでゆったりとしたS字アクションでリトリーブを早くしていくとS字の幅が広がっていく感じ、そこにさらに強めのローリングが入ってきます。なのでグワングワンとして結構派手めなアクションになります。
で、すごいのがどんだけ高速で巻いてもアクションが破綻しない、もちろんロッドを立てれば水面を割ってしまいますが、ロッドティップを水面近くまで下げている限りアクションは破綻しません。
どんなリトリーブスピードにも対応できるのはもちろん凄いんですが、ロッドワークにもかなりリニアに反応してくれてルアーの名の通りトゥイッチでも機敏なアクションが出ます。そして、ジャークをすると激しくヒラ打ちます。
ルアーの側面はフラットなのでローリングした際にはかなり水を押している感じがします。押しているって言うか掻き混ぜてるって表現の方が正しいかもしれません。
フック
標準装備されているフックは、えげつないくらい大きいフックとスプリットリングが搭載されています。ラパラのHPではバス、シーバス用って紹介されていたんだけど、フックのゴツさは・・・多分他国の怪魚をターゲットにしていると思う。因みにフックサイズは2/0・・・
フックがゴツいため、低速域でのアクションはかなり制限されているように感じたのでフック前後#2のトレブルフックにスプリットリングを#4に交換をしてみました。
フック交換の効果は思った通りで、アクションの立ち上がりが良くなりスローリトリーブでもルアーアクションが大きくなりました。
まとめ
ルアーはシンキングで且つリップがないのでシャローからデープまでレンジを刻みやすいと思います。
ステディリトリーブでのノタノタっとしたはアクションはシーバスに効果がありそうですし、水を押してリアクションさせるアクションはブラックバスに効きそうです。
流石ラパラ、ソルトでもフレッシュでも使い勝手はよさそうな優秀なルアーです。
以上、ありがとうございました。