僕が足繁く通っているフィールドは割と有名な五三川・大江川と言うフィールドなんですが、とにかく一年を通してアングラーが多く、プレッシャーも非常に高いことで有名です。
メディアでは日本屈指のハイプレッシャーフィールドなんて言われたりしています。
そんなフィールドでジャイアントベイトって釣れる気になりませんよね。
僕もそう思っています。
このバラム245も同様です、いくらルーサイズがオリジナルから小さくなったって言ってもルアー全長が245mmもあるんです。正直な話、釣りたい魚に対してルアーがデカ過ぎると思うんです。
ただ、動画なんかで観るバイトシーンは大迫力でエキサイティングなんですが、それよりもアングラーの完全に昇天した歓喜や恍惚の表情を観ると、スゴクスゴク羨ましく感じます。
僕もアドレナリンを全噴出して昇天してみたい。
僕にとってジャイアントベイトを使う理由はそれだけです。
バス釣りのルアーの中では、はっきり言って釣れないルアーのジャンルだと思います。適当なゴミに針を付けてポコポコ動かしていた方がよっぽど釣れると思います。笑
ただ、ジャイアントベイトやビッグベイトで釣れたらなんかロマンがあるじゃないですか。興奮するじゃないですか。そのロマンや興奮を一番手っ取り早く実現さてくれそうなのが、今のところバラム245なのかなと感じています。
使ってみた
とりあえず、一投目感じたことは割と生々しいアクションが出ると言うこと。
次に感じたことが、ロッドワークやリーリングでアクションが出しにくということ。
良く言うと本当に投げて巻くだけの優秀なルアーなんですが、悪く言うと、アングラー側が技術介入しにくいルアーなのかなと感じました。
とりあえず、使ってみて初めに感じたところがそんな感じでした。
使い込んでみてわかったことなんですが、ロッドワークやリーリングによるジャーキングはとにかくできません。ほぼ無理です。
しかし、リーリングの強弱やストップ&ゴーでアクションが大きく変わります。
あと、バラムをスイミングさせるレンジなんかはジャークして変化させることはできます。
なので、ジャークとリーリングをうまいこと組み合わせてレンジとルアーを通すスピードを細かくコントロールすることはできます。
めっちゃ難しいですが・・・
陸っぱりで使うために
陸っぱりでジャイアントベイトを不自由なく使うためには、非常に重要だと感じたポイントがあります。
まず一点目、7ftを超えるロッド。
タックルが軽いにこしたことはありませんが、6ft台のロッドではほぼルアーコントロールできないと思います。特に足場が高い場所では全く使い物になりません。キャストは難しくなりますが、7ftを超えるロッドは必要です。できれば7.5ftぐらいあるとより良いんじゃないかと思います。
二点目、左投げ右投げができること。
それも、左右共に高い次元でキャスティングの技術が必要だと感じました。
バックサイド側(自分の利き手の側)に良さそうなポイントがある場合、アホみたいなリストのパワーがないと、ぶっちゃけバックハンドキャストはできません。ピッチングでも飛ばせますが、コンパクトなスイングができないですし手返しも悪いです。
なので右でも左でもキャスティングできる技術は必要です。
使いこなすには練習あるのみです。
タックルセッティング
今のところはこんな感じです。
ロッドは、レジットデザイン ワイルドサイド WSC75XH “Big Bait Special”これで投げています。若干ロッドの重さが気になりますが、モチッとした粘りとロッドのバランスがそこそこ良いので使いやすいロッドだと思います。
リールは、アブガルシア ロキサーニ パワーシューターを合わせています。かなり安価ですが、ギア比も8:1で剛性も高くドラグもかなり強いので気に入っています。ブレーキも結構キツめに設定できるのでポイント高いです。
まとめ
正直な話こんなでかいルアーを使って、日本屈指のメジャーリバー大江川で釣れないと思います。
でも、もし釣れたら僕にとっての最高のメモリアルフィッシュになると思いますし、その時に分泌されるアドレナリンや感じる達成感はとんでもないモノになるんじゃないかと思います。
デカいルアーの中でも一匹に最も近いのがこのバラム245かなと思います。
以上、ありがとうございました。