スモールクランク用にレジットデザインのワイルドサイド WSC-G62Lを購入しました。
早速実釣にて使用してきたのでこのクランキンロッドのインプレをしてみます。
先ず、このロッドの最大の特徴はなんと言っても素材です。
なんと驚きの100%グラス!
最近のこの手のロッドは低反発カーボンやグラスコンポジットがほとんどなのに100%グラスです。
更に、6フィート2インチというこれまた最近では珍しいショートレングス。
もうね、これだけのスペックを見たら分かると思いますけど完全に時代を逆行していますよ。
でもね、喉から手が出るほど欲しかったんです。
ということで、早速投げてみた
いつも頼りにしているO.S.PのタイニーブリッツMRを投げてみました。(タイニーブリッツの重さは6.3g)
さすがグラスロッド、ルアーの重さを竿に乗せやすく、タイニーブリッツぐらいの重さであればスパーンと気持ち良く飛んでいきます。
が、ダルさは若干出ます。
更にいうと、ロッドが短い分どうしても飛距離が出にくいと感じました。
たぶん、キャストの精度は間違いなくカーボンロッドが上です。まぁでも、こればっかりは慣れだと思います。(自分も1時間ぐらい投げたらなんとなく慣れることができたので。。。)
とにかく巻いてみた
グリグリグリ、、、、グリグリグリ、、、、ボトムにタッチすると、カカカカカッ
分かりますか?カカカカカッですよカカカカカッ。
完全にボトムナメナメしてます。
というよりも、意外に感度が良いことに驚きました。ボトムの質感や杭に当たった時の感覚、ゴミが絡まった感覚、これらはちょっと贔屓目かもしれませんがカーボンロッドと遜色無いレベルだと感じました。
因みにリールはダイワss air 8.1です。
そして、ルアーの動きはヌメヌメ動きます。カーボンなどの硬めの竿(低弾性でも)はどうしてもルアーを引っ張っている感が出てしまいがちなのですが、しっかりとルアーが泳いでいます。これは流石グラスロッドとしか言いようがありません。
まとめると、ルアーがヌメヌメ動きながらボトムをナメナメしてきます。
なんだかイヤラシい表現になってしまいましたが、以上です。
そんなこんなで魚が掛かった!!
ドンッ!という衝撃と共に、綺麗なベンドカーブを描きました。この竿はミディアムスローテーパーなので本当に綺麗に曲がります。
あ、因みに70cmぐらいの雷魚が掛かりました。
それも、針一本の外掛かりです。
しかし、魚が暴れてもロッドがその衝撃しっかりと吸収してくれてラインテンションを保ってくれていました。
バットがしっかりしているからでしょうか、ロッドパワーの表記はLなのにとんでもないトルクが出ます。
分かりにくいですが、針が伸びてしまいました。
グラスロッドの最大のメリットである、しっかりバイトを絡め取って、掛けたらバラさないを体感することができました。
まとめ
クセのあるロッドか?と言われれば”YES”ですが、使いにくいロッドかと言われれば”NO”です。
キャストの精度や飛距離、感度やロッドの重さを考える使いにくかもしれません。
しかし、バイトを絡め取るロッドのしなやかさ、魚が掛かってからの安定感はとても使いやすいと感じます。
自分にとっては最高に”fun”なロッドです。