クランカーの間では超ホットなバスフィッシングブランド ”ミブロ” よりリリースされているパワータイニークランク・デリンジャー。今回はそのデリンジャーの特徴やレビュー、使い方を紹介します。
ルアーの特徴
タイニークランクにしてはシルエットが大きく、見た目はまん丸で、とてつもなく愛くるしい形をしています。
スイミングを安定させるために、固定重心となっています。恐らく重心が最も低くなる位置にウェイトが一つ固定されています。
リップはハーフラウンドでややロングリップとなっており、水噛みをよくするため先端は薄く作られています。
デリンジャーのルアースペックは、
重さ:7.7g 大きさ:48mm 潜行深度:1.8m
キャスタビリティー
重量は7gを超えてるため他のタイニークランクに比べればキャスタビリティーは優ります。しかし、固定重心のため驚くほど飛ぶというレベルではありません。あくまで他の固定重心タイプのタイニークランクより飛ばし易いぐらいです。あと、しょうがないことなんですがルアーの体積が大きいためアキュラシー(精度)の面で風に弱い気がしました。
レビュー
ファットなボディーが水を押しのけながらブリブリと泳いできます。その振動がきっちりとロッドに伝達されるため、巻き心地は非常に良いです。
アクションはウォブリングは普通、ロールが若干強めでアクションのピッチは若干早めぐらいです。
ボディがファットなだけあって、フローティングスピードはかなり早く、障害物を回避する能力はかなり高めです。
使い方
巻き心地が良く根掛かりも少ないため、カバーの絡むシャローから水深1m〜1.5mぐらいまでのボトムノックまで、当てて巻ける場所ではとにかく巻きリアクションバイトを狙っていきます。
カバーではハードカバーをガンガン当てながら巻き、スタックしそうになったらリーリングを一旦止め、スッと浮かせる、ボトムの釣りも同じように躊躇することなくガンガンボトムに当てて、たまに浮かせる使い方をしています。
まとめ
ミブロ・デリンジャーはとてもクランクベイトらしいクランクベイトで、巻き心地も良く、障害物の回避能力も高いためとても使い易いルアーです。バスフィッシングの上級者はもちろんですが、特に初心者にオススメしたルアーです。