ソルトでもフレッシュウォーターでも活躍するメタルバイブ。ソルトとフレッシュでは若干使い方が違いますが使えるシュチュエーションが多く、且、財布にも優しいという非常に優秀なルアーです。
そんな、メタルバイブに自作したブレード付きのフックを取り付けて使用してみました。
今回はメタルバイブをブレードチューンするとどんな感じにアクションが変化するのかを紹介します。
使った感じ
今回は試しにテール側とフロント側どちらかに一つブレードを追加してみて、ブレードの有無でルアーアクションがどの様に変化するのかを確認してみました。
先ずはテール側にブレードをつけた場合、メタルバイブ特有のバイブレーションがかなりマイルドになります。ルアーサイズやブレードサイズによってアクションは変化しますが、ブレードが無い場合と比べるとアクションはマイルドになる傾向が強いです。簡単に言うとスピンテールジグのような巻き抵抗が少ないルアーと言った感じです。
アクションは弱くなりますが、浮き上がりにくくなってレンジコントロールはやりやすいです。またアクションは弱くなるものの若干ブレード自体は震えていますし、リアのブレードはしっかりと回転し続けるのでキラキラした明滅アクションはノーマルより上がっているように感じました。
次に、フロント側にブレードをつけた場合、メタルバイブ特有の強いバイブレーションあまり変わりませんがブレードも水の抵抗を受けるためルアーが立ち泳ぎする傾向が強くなりました。また浮き上がりやすくもなりました。
しかし、フォールアクションではブレードが水の抵抗を受けるためルアーは若干シミーフォールの要素が入りつつブレードがキラキラと誘いながフォールしていくためアピール力なかなか強い感じがしました。リフトの際はメタルバイブ特有のブルブル感は損なわれにくく、さらにブレードがキラキラと回転します。
まとめ
フックをノーマルフック、ブレード付きフックとローテションしたり、またブレードの取り付ける位置を前後に変えることで、一つのルアーで様々なアクションを繰り出せることが分かりました。
使い方としては、バイブレーションの反応が良い時はノーマル、シャローであれば前側にブレード付きフックを装着する。キラキラしたアクションに反応する場合は前後どちらかにブレードを装着すると言った感じで状況に合わせて使えると思います。
ルアー形状や重さ、また、ブレードの大きさや形でアクションの出方は色々と変化するので様々なチューンを楽しめるのかなと思います。
以上、ありがとうございました。