シマノ ’20 ゾディアス 172MH エントリー〜ミドルクラスモデルロッドでは久しぶりのメガヒットを記録したシマノ ’20ゾディアス。その中でも、ロッドメーカーであれば必ずラインナップされるド定番の番手172MHを購入してみました。
今回はシマノ ’20 ゾディアス 172MHを紹介します。
使ってみた。
先ず持った感じは軽く感じました。ロッド自体の重さは122gなので他のロッドメーカーからリリースされているロッドスペックと比べても飛び抜けて軽い訳では無いんですが、ロッドの重心位置が割と手元辺りにあるみたいでロッドバランスが良く非常に軽く感じました。
キャスティングの感覚も良いと思います。ロッド自体シャキっとしているのでルアーリリースの際もロッドが変にブレることなくルアーがスパッと真っ直ぐに飛んでいきます。
特にアキュラシー（キャストの精度）に関しては結構満足していて、20m先のピンスポットに精度良く打ち込めるのは自分のキャティング技術が高くなった錯覚ができてかなり嬉しいです。
キャスタビリティ（飛距離）に関しては、適応ルアーウェイト以下の1/4oz(7g)から非常に気持ちよくキャストすることができます。1/2oz(14g)ぐらいのテキサスリグを使うとトレーラーや使うラインにもよりますがフルキャストで50~60mほどルアーが吹っ飛んでいきますのでロングディスタンスで使うには非常に使いやすいと思います。
ロッドの感度に関しても良い方だと思います。ルアーのウェイトが1/4oz(7g)の軽さでもボトムの状態をしっかりロッドに伝達してくれます。ルアーで硬いボトムや岩・石の上を引きずってくるとかなり鮮明にゴツゴツした感覚が手元に伝わりました。
ロッドアクションのやりやすさに関しては3/8oz(10g)までは割とシャープにメリハリをつけたアクションが付けやすいと思います。
ただ、1/2ozを超えた辺りからちょっとモッタリ、モッサリした感じになってジグのパンピングなどのルアーを跳ねさせる動作は若干やりにくくなると感じました。
ロッドスペック
ロッドスペックはこんな感じです。
Length : 7ft.2inc.(2.18m)
Rod Wt. : 122g
Lure Wt. : 10~20g(キャストウェイト),10~30g(ルアーウェイト)
Line : 10-20lb.
Action：First
Price : 19,500yen
ロッドスペックを見て分かるとおりド定番の番手です。
まとめ
とてもコストパフォーマンスが高いロッドだと思います。実際に使ってみるとロッドのパワー、キャスタビリティといった基本的な性能が高次元でうまいこと融合していると感じました。
ベイトロッドを初めて買うならこのロッドとオススメしたいくらいに使いやすいロッドだと思います。
ただ、使いやすいと言っても使えるルアーはテキサスやラバージグといったボトムを攻めるリグが使いやすくクランクベイトなどのいわゆるハードベイトは使えなくはないんですがロッドが硬すぎると思います。
しかしながら、各ロッドメーカーが凌ぎを削る激戦の番手 MHクラスではコストから考えると他の追随を許さない素晴らしいロッドの仕上がりだと思います。
以上、ありがとうございました。
