バスワンXT 156MLがあまりにも出来が良すぎて、ついうっかりバスワンXT 162Mをおかわりで購入してしまいました。
156MLだと、ショートキャスはバシバシ決まるし10g程のジャークベイトであればガッツン、ガッツンジャークしやすいんです。操作性は今のところ最高のロッドだと思います。
しかし、その反面、ワンテン等の1/2ozを超えるルアーはロングキャストしてジャークするとちょっとロッドパワー不足が否めませんでしたし、更に言うとオープンウォーターで使うにはキャスタビリティがもう少し欲しいなと思うこともあったため、162Mという番手を追加することとしました。
何故162Mという番手を選択したか?
キャスタビリティー(飛距離)が欲しいなら166M(6.6ft)モデルもあるし1610M(6.10ft)モデルもありますが、じゃぁ何故162Mなのかということになると思います。
僕が欲しかったのはジャーキングできそうなロッドで長めのロッドだったので、ロッドスペックのどこに着目していたかというとグリップ長に着目してこのロッドを選択しています。
ジャーキングって、ショートレングスロッドであれば一概にジャーキングがやりやすい訳では無く、またその逆も然りなんですが、ジャーキングってロッドワークが激しいのでグリップが長いとグリップの先端が腕に当たったり服に絡まったりと色々不都合が多いんです。
要は、ロッドの長さ以前にグリップの長さが短くないと、ジャークベイトロッドとしては正直使えたものではありません。(異論は認めます。)
で、このバスワンXTの162Mという番手のグリップ長は215mm、これよりロッドが長くなるとグリップ長は230mm,235mm・・・という風に少しづつ長くなっていきます。僅か15mm,20mmの差ですが、使ってみると確実に使い難いです。
因みにバスワンXT 156MLのグリップ長は210mmとなっています。また、ジャーキングロッドとして販売されているシマノのエクスプライド165ML+のグリップ長も215mmとなっています。
ということで、グリップ長が短くて、ロッドレングスが長いロッドとなるとバスワンシリーズでは、162MLもしくは今回購入した162Mということになります。
ファーストインプレッション
ロッドパワーはさすがMといったところで、3/8oz(10g)〜1/2oz(14g)までのルアーが非常に使いやすいですし、キャスティング自体もビギナー向けに作られているためなのか、変な癖がなく、ロッドにルアーの重さを乗せ易く振り抜きやすいため、非常にキャストしやすいと感じました。
また、思った通り5ft6inc.に比べればかなりキャタビリティ(飛距離)は向上していると思います。リールの性能差や使うルアーによって飛距離の差はありますが、1/2oz程のルアーであればだいたい30mぐらい飛ばすことが出来ます。
また、ジャーキングの性能は156MLと同様に非常にやり易く、ロッド自体も軽く、モッチリしていてしなやかであるため疲れ難いと感じました。
使えるルアー
基本ロッドワークが必要なルアー全般が使いやすいと思います。
細かく紹介しますと、1/2ozクラスのジャークベイトやミノーが最も使い易く、その次は3/8oz~1/2ozクラスのトップウォータープラグ、ポッパーやペンシルとなります。
スピナーベイトやバズベイトのワイヤーベイト系、クランクベイトについては、使えないことは有りませんが敢えてこのロッドじゃ無くてもいいかなと思います。
テキサスやノーシンカーのワーム系は感度が微妙なところとフッキングパワーが伝わり辛いことを考えると正直、このロッドでは難しいと感じます。
ということで、僕がこのロッドを使ってみて、使いやすかったルアーはジャークベイトやポッパー等のロッドワークが必要なルアーでした。
まとめ
156M Lと162Mどちらも良いロッドだと思います。
それより、この価格でこのロッド性能は流石に安すぎじゃないかと思います。まぁ、僕にとっては嬉しい限りですが。。。
バスロッドって高いお金を出さないと良いものが手に入らないと思われがちですが、価格帯が低くても意外とフィーリングが良かったりするので侮れません。
ということで、今回 シマノ BASS ONE XT 162Mについて紹介させていただきました。
以上、ありがとうございました。