ビッグベイトルアーを使用するならビッグベイトタックルが必要です。
当たり前なんですが。
最近では1oz~2ozぐらいのルアーウェイトであればMやMHロッドであればキャストできますよなんて言われていますが、実際使ってみるとキャスティング時やロッドワーク、どの動作もあまりしっくりきません。
やはり1oz〜2ozクラスのジョイントルアーやスイムベイトといったルアーでもそれなりのタックルを用意した方がいいんじゃないかということで、レジットデザインのワイルドサイド WSC75XHを購入しました。
ロッド インプレ
まず、手に取った瞬間に感じた事は ”クソ重たい。” でした。
なんと、このWSC75XHはロッドの重量だけで驚異の200gオーバーです。正確には200gを軽く超える225gもあります。
昨今の軽いロッドと比べると約2倍の重量になっています。
こんなロッドで２ozを超えるルアー投げたら腕へし折れるんちゃうか？と思いましたが、実際投げてみるとそうでもないです。・・・あたりまえですが・・・
もちろんロッドは重いんですが、そのロッド重量でルアーをテイクバックした時のルアーが後ろに引っ張られる反動はかなり軽減されているんじゃないかと感じました。 流石に3ozクラスはその恩恵はあまり感じられないと思いますが、1ozクラスだとめちゃくちゃキャストが楽です。スコーンとルアーを飛ばせます。
次に、釣具屋さんでいろいろとビックベイトロッドを触らせてもらって感じた事なんですがWSC75XHは他のメーカーのロッドと比べると柔らかいんですね、ビックベイトロッドのクセに。
他のメーカーのロッドは全体的にシャキッとしててリールやルアーを付けていない状態で素振りするとカチコチでびくともしないのが多くて、少し曲がるかなって感じるロッドでもティップ部分がちょろっと曲がるぐらいなんですが、WSC75XHは手にとって振ってみるとポヨンポヨンと全体が波打っちゃうんです。まぁ、ちょっと表現が大袈裟ですが。
ホントやる気あるんかって言うぐらいロッドが柔らかいんです。でも、そのポヨンポヨンから更に曲げようとするとかなりパワーがいるんです。
実際に使ってみると、ロッドでアクションをつける動作ってかなりやりやすくて、ルアーをロッドでちょっとだけ弾く動作は、ロッドが少し曲がって溜めてラインテンションを解放するんでルアーが綺麗に横にスって、ススって動いてくれるんです。ドックウォーク的なアクションやジャーキング的なアクションがやりやすいです。
で、掛けた感じなんですがこれは完全にロッドパワーXHです。
ロッドアクションさせてる時ロッドは しなやかなんですが、魚に針を貫通させる瞬間からロッドパワーが急にガチムチのロッドに豹変します。
50cmぐらいのバスなら合わせた瞬間から一気にゴリ巻きで寄せて来れます。ラインさえ太ければそのままぶっこ抜きしても問題ないと思います。ロッドが折れても責任は取れませんが・・・
ロッドスペック
ロッドスペックはこんな感じです。
Length : 7ft.5inc.
Rod Wt. : 225g
Lure Wt. : 112g MAX
Line : 16-30lb.
Price : 35,000yen
割とビックベイトの王道のスペックだと思いますが、この辺りのロッドスペックってあまり中価格帯は存在しないので貴重なロッドだと思います。
まとめ
いろいろなメーカーから多種多様なビックベイトロッドが出ていますが、その中から自分に合う一本を探すのはホントに大変です。ビックベイトロッドは特になんですが釣具屋さんに行って、直接触ってみて調子を確かめて買うのが一番だと思います。
今回はかなり自分のスタイルに合ったロッドに出会えた感じはするので満足しています。
以上、ありがとうございました。
