クソ寒い”冬”は魚達の活性も下がり動きの少ない釣りを余儀なくされることが多くなってきます。
フィッシングというスポーツはそもそもにおいてあまり全身を動かすようなスポーツではなく、特にウィンターシーズンの釣行は更にゆっくりとした動きが多くなるため、寒空の下、身じろぎもせず立っているだけに見えることから修行している。と比喩（揶揄）されたりもします。
ただ、厳しい環境に身を晒して釣れた一匹は何にも変えがたい満足感と感動を得ることができます。
しかし、防寒具をしっかり装備して釣行に臨めば案外冬の寒さも耐え凌げたりします。
防寒具は細かくは説明を省きますがレイヤリングシステム（重ね着）を参考にして装備を整えると良いです。
重ね着する際、意外と手薄になりやすいのがベースレイヤー即ちインナーウェア（下着）です。
もちろん普段使っている薄手のシャツでも構いませんが、機能性の高いインナーを使用すると、暖かさが格段に違います。
ここ数年流行しているのが、アクリル繊維などの化学繊維が使われたユニクロのヒートテック。
元々僕もここのインナーを愛用していました。
勿論とても暖かかったのですが、僕は乾燥肌なので肌との相性があまり良くありませんでした。また、静電気も酷くて金属製のドアノブを触る時なんかは放電する音が聞こえる程で、指にくる衝撃もかなりのもので、かなりナーバスな生活を送っていました。
で、そんな鬱陶しい生活から抜け出せたのが、綿100%インナーです。
BVD製の冬用インナーを試しに購入してみたのですが、生地に厚みがありインナーだけでもそこそこ暖かく着心地も良いです。もちろん静電気も起きにくいです。
真冬もミドルレイヤーとアウターレイヤーをしっかりと装備できれば、よっぽど低い気温にならないかぎ寒さを感じることはないと思います。
寒い冬は人も少なくプレッシャーも下がり、ビッグワンのチャンスがあるかもしれません。しかし冬は魚の活性も下がる時期なので集中力が必要とされます。防寒対策をしっかりして寒さに負けず良い釣果に繋げていきたいものです。
