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オシャレハイカー御用達 メレル謹製 カメレオン ストーム

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あれは確か2010年頃、おしゃれハイキングシューズみたいな感じでメレルのカメレオンが店頭に並んでいた。(たぶん)

その当時、一般的なアースカラーの登山用品とは一線を画すようなオシャンなアイテムが流行っていて山姥も山ガールみたいな感じで横文字で呼ばれていた。

カメレオンは実用性も備わりつつ登山靴のようにゴツくなく、なんとも可愛らしい形が にわか山オシャン達のミーハーアンテナに引っかかり人気が爆発した。(と僕は思っている。)

日本での人気は異常に高かったようで、日本限定カラーが発売されるほどだった。

そして、僕はその大きな人気の波の去った後、たぶん売れ残った日本限定カラーを約30%オフで買った。

ビブラムソール

出典:vibram

正しくはヴィブラムソール。

ビブラムは会社名で、靴のソールだけを作っている会社らしい。メレルのカメレオンはこのビブラムソールを使っている。

ただこのソールにもイロイロ種類があるみたいで、カメレオンの場合は耐久性とグリップ力がイイ感じのバランスで取れているらしい。

確かに2年間程ほぼ毎日履いたが、あまりソールは削れていなかったし、グリップ力も良好で急な斜面も登りやすかった。

それに、ソールは適度に固く足の裏の疲れも溜まりにくかった。とても良いソールだと思う。

ただ、弱点もある。

最新のモデルは改善されているかもしれないが、カメレオン2の場合、氷の上や濡れた鉄板、そして油堆積したラーメン屋の床の上では全くグリップしない、特に氷の上では生まれたての子鹿のように膝をガタガタ震わせならバランスをとっていた記憶がある。歩行中、不用意に濡れた鉄板に足を乗せてしまい危うく転びそうになったこともあった。

少しでも凸凹があればグリップしてくれるが、平滑(ツルツル)な面では著しくグリップ力が落ちるデメリットがあった。

ゴアテックス

出典:gore

靴の生地はゴアテックスを使用しており非常に快適であった。ちなみにゴアテックスは商品名でゴアが会社名。

カメレオンの生地はゴア社から調達して作っている。ゴアテックスの高い防水性と透湿性は非常に優れていて、このファブリックがシューズに使用されていたことを知った時、非常に感動したのを今でも覚えいている。

雨の日にできた水溜り、ぬかるんだ道を何度となく歩いたが、内部が湿ることもなく非常に快適だった。

しかし、不用意にも内部に水を浸水させてしまったら、それなりの覚悟は必要だ。

というのも、いくら透湿性が高いとはいえ、流石に液体は排出できない。内部が乾くまで履き続けると、バッドなスメルの兵器が出来上がる。

実際に僕も何度か靴が浸水した状態で履き続けたが、その都度強い刺激臭に強襲され視界がホワイトアウトしたりしなかったり。因みに、この刺激臭は浸水する回数を重ねるたびに強くなる。

ただ、前述のバッドスメル化問題は当時のカメレオン2を使っていた時代の話で、最新モデルはここらへんのニオイ対策もバッチリされているみたいで Mセレクト フレッシュ というテクノロジーで問題を解消しているみたい。

出典:merrell

まとめ

出典:merrell

ハイキングシューズとメレルの名を世(主に日本)に広く知らせることとなった功績は非常に大きく、また、現在においても他のトレッキング系シューズを圧倒する程の人気がある。

また、生地はゴアテックスを使用し、ソールはビブラムソールを使用し、プラスαでそれなりのテクノロジーを詰め込んでいるにも関わらず、価格も良心的で一万円前半で買うことができる。

そして、なんだかんだ言って足は疲れにくいし丈夫で長持ちな良い靴なのである。

 

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