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徹底比較!フィネス用細軸オフセットフック(#1)

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フィネスタックルでオフセットフックを使用するとすっぽ抜ける。

そんな悔しい経験をほとんどのアングラーの方は体験されていると思います。かく言う僕もそんな中の一人。

過去のデータから僕の中でフィネスタックルを使って最もすっぽ抜けが多いと感じるのがオフセットフック。

今回はフィネス用として販売されているオフセットフックをできる限り買い漁り、それぞれのフックの特徴をまとめましたので紹介します。

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比較するフック

がまかつ セオライズ オフセット WG-L

Line : 2.5-10lb
Qty. : 8
Price : 350yen

ノガレス フッキングマスターリミテッドエディション ライトクラス

Qty. : 8
Price : 350yen

リューギ インフィニ ホビット

Qty. : 8
Price : 340yen

イチカワフィッシング アネモネ TG1

Qty. : 8
Price : 300yen

デコイ SSフック ワーム19

Line : 2-6lb
Qty. : 9
Price : 300yen

ノイケ ベビーフック

Line : 2-6lb
Qty. : 10
Price : 315yen

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比較1.フックの大きさ

先ずは大きさを比較してみました。
#1のフックといえども形状や大きさは様々です。
フックの大きさはイチカワフィッシングのアネモネ TG1が最も大きく約40mm、その他は似たり寄ったりの大きさで約35mm±1mm程度でした。

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比較2.フックの線径と表面処理

フックの軸の線径は、貫通しやすさに直結します。
フックが細ければ貫通しやすいです。ただし、強度的には弱く変形を起こしやすいためドラグをシビアに設定する必要があります。

逆にフックが太ければ貫通はし難いです。ただし、強度的には強く変形し難いため強いフッキングが可能になります。

で、その貫通しやすさを補うのがフックのコーティングです。メッキとコーティングでは摩擦係数に雲泥の差があり、メッキの摩擦係数は約0.2、これに対しコーティングの摩擦係数は約0.05となります。コーティング有りは無しに比べ約4倍貫通する力が小さくて済むことになります。

フックの線径は、
イチカワフィッシングとがまかつが約φ0.9mm
ノガレス が約φ0.65mm
その他は約φ0.7mm
でした。

表面処理は、
ノイケとデコイはメッキのみ
その他のフックはコーティング処理がしてあります。

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比較3.ゲイプの幅

ゲイプの幅はワイドであればあるほどフックのたわみが大きくなりフックポイントの傾き大きくなるためフッキングの力が分散され、弱いフッキングでは魚の顎を貫通しきることが難しくなる事があります。

ゲイプの幅は、
がまかつとノイケが最も深く、約15mm
その他は約14mm
となりました。

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比較4.フックポイントの傾き

フックポイント傾きは、、ベンド部から立ち上がっとフックポイントまでのストレート部とアイの先端とフックポイントを直線で結んだ時にできる傾きで考えます。(僕は。)

傾きが大きければ初期掛かりしやすいが、フッキングパワーが分散して顎が貫通し難いためショートディスタン向きと言われています。
反対に傾きが小さければ、初期掛かりし難いが、フッキングパワーが集中して顎を貫通しやすくなるためロングディスタンス向きと言われています。

フックポイント傾きは、
イチカワフィッシングが最も大きく
次いで、リューギ 、デコイ、がまかつ
フックポイントの傾きがほぼ無いフックが、ノイケ とノガレス
となりました。

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まとめ

がまかつ セオライズ オフセット WG-L

フックポイントの傾きやゲイプの深さを考えるとフィネスで使用するには若干フックの線径が太いと思います。コーティングはしてあるため初期掛かりは良さそうですが、貫通のことまで考えるとややパワーフィネス向けのフックもしくはパワーロスの少ない近距離戦での使用が良いのかなと思います。線径がある程度太いので少し無理なファイトをしても強度的には問題無さそうです。

 

ノガレス フッキングマスターリミテッドエディション ライトクラス

フック線径が最も細く、コーティングも施してあるため好印象。フックポイントの傾きがほぼ無いため初期の掛かりがやや心配ですが、掛かってしまえば貫通まで一気だと思います。フィネスには最適と思いますが、フックの強度は期待できないので魚とのやりとりはドラグコントロールが必須だと感じます。

リューギ インフィニ ホビット

フックは線径も細くしっかりコーティングが施され、フックポイントの傾きも程々にあるため、とてもバランスの良いフックだと思います。フィネスフックに必要な条件がしっかり盛り込まれていると思います。

イチカワフィッシング アネモネ TG1

フックの大きさがやや大きいため、使用するワームの大きさに注意が必要です。ナローゲイプのストレートフックのような形状をしていますがそこまでナローではなかったです。普通です。ただ、フックポイントの傾きが大きいため初期の掛かりは抜群だと思います。そこから貫通までかなりパワーがいると思いますがショートディスタンスでは無類の掛かりの良さを発揮してくれると思います。

デコイ SSフック ワーム19

コストパフォーマンスで選ぶなら、このフックで決まりです。しかし、フックはメッキのみで摩擦抵抗が大きいためショーバイトを拾っていくのはコーティングしてあるフックと比べるとやや不安です。一匹が貴重では無い釣りでは活躍できると思います。

ノイケ ベビーフック

こちらもコストを優先したい時に使うのが良いかなと思います。ただ、ワイドゲイプで線径が細く、且つフックポイントがアイに隠れるぐらいの位置にあります。根掛かりの回避能力は高いので根魚の方が適しているような気がします。

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