メガバスには珍しいシンプルなフラットサイドクランク、STW ソニックサイドについてのアクションや使用感について紹介します。
シンプルな構造
メガバスルアーの内部構造はどちらかといえば最先端テクノロジーが詰め込まれゴチャゴチャしているイメージが強いのですが、このソニックサイドは最近のメガバスルアーには珍しく内部構造がとてもシンプルで、ウェイトも固定重心を採用しています。
そして、リップ形状はスクエアリップ、リップ素材は最近流行りのサーキットボードを採用しています。
キャスタビリティ
お世辞にも風に強いとはいえません。ただ他のフラットサイドクランクと比べると、固定重心とは思えないほどの圧倒的なキャスタビリティとアキュラシーの高さにド肝を抜かれました。
風が多少強くても、キャストがある程度コントロールできるのはとても使い勝手が良いと思います。
アクション
ソニックサイドはスロフローティングでセッティングされています。ルアーアクションはフラットサイド特有のタイトウィグルで若干強めにロールが入る感じです。
ファストリトリーブでの安定したアクションもさることながら、ラインテンションが緩むぐらいのデッドスローリトリーブでの身をよじるような焦れったいアクションはたまりません。
更にそこでトゥイッチングなどのロッドワークでヒラを打たせるこでシャッドライクな使い方もできます。
SPEC
Length: 67mm
Weight: 1/2oz.g
Class: Floating
Hook Size:#4
Diving Depth: Max 2.0m
まとめ
ただ巻きでも十分使えますが、スローリトリーブからのトゥイッチングアクションや、高速巻でのストップ&ゴーなどトリッキーなアクションの操作性がとても良いです。
掛け値無しにとても優秀なフラットサイドクランクだと思います。
ただ一つ残念なところは、人気があって供給が追いつかないのか、単純に需要がないのか、取り扱っているショップが少ないためやや入手は難しいところです。