ピンボールのようなグラマラスボディ、鳩が豆鉄砲を食らったようなとぼけ顔。とても愛くるしい、ゆるキャラ系ルアー？
しかし、その愛くるしいルックスとはうらはらに超攻撃的な#2サイズのフックをギラギラと光らせて挑発しています。
今回はシャロークランクルアー、ラッキークラフト FAT CB2を紹介します。
ルアーアクション
先ず、このピンボールのような形を見て分かる通り、とてつもなく浮力が高いです。
しかし、このルアーを潜らせるためについてるリップは薄く短くなっていて若干頼りない感じがします。
なので、スローリトリーブではウェイクベイトアクションになりサーファイスゾーンを攻めることができます。
そして、ミディアムリトリーブでは少し潜って、サブサーフェイスを攻めることができます。
が、ぶっちゃけた話、これらの使い方はブリッツMAXの方がアクションが大きく優れているように感じます。
スロー〜ミディアムでは少しモッタリしたウォブリングですが、ファストリトリーブではアクションの質が変化します。タイトウォンブンロールに変化し、ルアーはやや前傾姿勢をとります。そして、巻抵抗一気に上がりるのです。
この時、FAT CB2は超攻撃型カバークランクに変身します。
そして、どれだけ複雑なカバーでも、ファストリートリーブでカバーにぶつけていけば必ずFAT CB2は帰ってきます。
もし、万が一、カバーに刺さってしまったとしても、とてつもない浮力で回避して帰ってきてくれます。
ファストリトリーブでのクランキンはとにかくカバーに対してとても強く、僕が持っているクランクの中で根掛かり回避性能はトップクラスです。
シャローをハイスピードで快適に攻めるのであばFAT CB2はかなりイイ仕事をしてくれます。
使いドコロ
使い所としては、春から夏にかけてのシャロークランキン、もちろんカバークランキンに使っていけます。
ただ、形状的にベイトには似つかない形なので、風がしっかり吹いていたり、水の濁りがキツめ（相対的濁度が高め）や、ローライトな天気や時間帯に使用すると良い結果が出ると思います。
SPEC
ラッキークラフトLC1.5と比べるとこんな感じになります。上がFAT CB2下がLC 1.5になります。
Length: 2-1/2″ (62mm)
Weight: 1/2oz (14.0g)
Class: Floating
Max Diving Depth: 3-4 ft
