ダイワ リベリオンです、公式サイトにも書いてありますが、REBELLION=反逆だそうです。この商品名で世界7カ国に販売するそうで・・・まぁまぁ恥ずかしいなと個人的には思ったりするのですが・・・
まぁ、こんなことは置いておいて、このロッドのカタログスペックが公表された当初、ロッドラインナップをザックリ斜め読みしたんですが、初代ブラックレーベルと現行モデルであるブレイゾンを混ぜ合わせた様なロッドラインナップだったのでスルーしていました。
商品名もアレだったので、まぁ買わないよねと。
と、ある日、釣具屋でロッドの型番を見ていると見慣れない番手があるじゃありませんか。
それが、731MHFB-G
昔、僕が所有していたロッドで旧ブラックレーベルのFM661MHFBというロッドがありまして、これもグラスコンポジットロッドなんですが主にシングルフックのワイヤーベイトと非常に相性が良く、その他にもクランクベイトやワームのノーシンカーリグなど、なんでもこれ一本で済ませていました。
ただいかんせん。ロッドのバランスが悪いのか、ロッド本体が重いのか、一日使い続けることが困難で、半日振り続けると手首を痛め、一日振り続けると手の感覚が無くなる様なロッドだったので残念ながら手放しました。
ただ、50upも抜き上げられるロッドパワー、それに反してキャストしやすい しなやかなティップは非常に使い勝手が良く、手放した後もその必要性を度々感じていましたが残念ながら廃盤になってしまいました。
その後、同じ様なロッドをということでダイワ ジリオンを購入しますが
悪くはないけどちょっと違う・・・結局このロッドも手放すことになります。
で、そのロングロッドバージョン(ちょっと調子は違いますが・・・)がこのリベリオン731MHFB-Gという番手。
触ってみた感じ、イイんじゃないですか?
ということで購入することにしてみました。
早速使ってみた。
コンポジットロッドといえば巻物ということでリールはRYOUGAを載せてみました。
ロッド重量は135g、リール重量は270g、合計約400g、最近のタックルにしては重い部類に入ると思いますが、たぶんタックルの重心が丁度リールの辺りに来ているのでしょうか、タックルの総重量はそこそこ重たいものの、あまり重さを感じることはありませんでした。
ロッドバランスが良いのでロッドが振り抜きやすく、キャスト時は変に力むこともありません、自然にキャストできる感じです。
ルアーウェイトもティップに乗せやすく、ロッドも綺麗に曲がってくれます。グラスコンポジットのメリットであるカーボンロッドのようにシャキッとしているのにグラスロッドのようにしなやかな感じで非常に良い塩梅の設定だと思います。
次にイロイロなルアーをキャストしてみてルアーコントロールを確認してみました。
ワイヤーベイト
ロッドが硬すぎるとルアーを弾くし、かといってロッドが柔らかすぎてもフックが貫通しない、意外とタックルバランスの塩梅が面倒臭いルアーだと感じているワイヤーベイトです。731MHFB-Gであれば繊細なティップでルアーを遠くまで飛ばし、強靭なバットでロングディスタンスであってもバスの硬い顎を貫通させるパワーを持っています。
チャター、スピナーベイト 、バズといったシングルフックの巻物系に最も良く合うロッドだと思います。
クランクベイト
概ね合格点だと思います。ロッドレングスが7ftを超えているのと、ロッドにしっかりとウェイトが乗るのでルアーが吹っ飛んでいきます。キャスタビリティはかなりのモノだと思います。
また、ロッドの感度が良い割に、手元に伝わる振動はマイルドで非常に使いやすいです。
10g程度のクランクベイトであればシャローからディープまで満遍なく使いやすいと思います。
ビックベイト
1.5ozまでフルキャスト可能です。そして、ティップが柔らかいのでリップレスのビックベイトも非常に繊細にコントロールすることができます。7ftを超える一般的なビックベイトロッドに比べればロッド自体が軽量に作られているのでロッドワークはかなりやり易く感じます。ビックベイトは結構オススメかもしれないと思いました。
まとめ
一言で言ってしまえば万能ロッドです。
ロッドパワーをMHと謳っていますが、底物であればロッドパワーMの繊細な仕事ができますし、ビックベイトをフルキャストするロッドパワーHのタフさも兼ね備えています。
そして、バスの顎を捉えればワイヤーベイトのシングルフックを貫通させる強靭さも持っています。
キャスタビリティも概ね良好で、ロッドも非常に軽量にできています。
ロッドの名前さえ気にしなければ、かなり当たりロッドでは無いでしょうか?
ということで、今回はダイワ リベリオン 731MHFB-Gのファーストインプレッションでした。
以上、ありがとうございました。