釣れるクランクベイトで有名なラッキークラフトLC RTO 1.5のダウンサイジングモデル、LC RTO 1.0です。
LC1.5のといえば、アクションレスポンスや干渉回避能力、アクションの質などトータルバランスが良く、さらにはファストリーリングでは千鳥の挙動まで出してしまうという、とんでもないシャロークランクです。
そして、LC RTO 1.5で検索すれば、多くのアングラーがこのルアーに魅了されその特徴について詳細にまとめています。
ということで、今回はこの伝説的ルアーLC RTO 1.5と1.0の違いについて紹介します。
まずは、形状の比較
ぱっと見て分かることは、やはりサイズが小さくなっていることでしょうか?
幅と長さの比率、リップの幅などを測定していみましたが、比率は全て概ね同等だったので、きっちりサイズダウンされていることが分かりました。
ただし一点内部構造について異なる点が、
ウェイルームを見ると・・・なんと、ほぼ同じ大きさのウェイトが積んであることがわかりました。
LC1.5に比べLC1.0の容積は圧倒的に小さくなっています。しかし、同じウェイトを積んでいます。
普通にダウンサイズしたのであれば、LC1.0は容積の関係上ウェイトも小さくしたいところだと思うのですが、ここら辺がなんかミソのような気がします。
アクションの違いについて
アクションはLC RTO 1.5と同様にウォブリングが主体のウォブンロールです。
しかし、アクションのピッチはややゆったりとしていて、アクションは大きめです。
更にフローティングスピードはやや遅いため全体的にモッタリとしたアクションになっています。
潜行角度はほぼ同等で、潜行深度はカタログ通り1.0mぐらいを狙っていけます。
ただ一点、LC RTO 1.5と異なる点は、
めちゃくちゃチドる 。
高速域でのチャタリングを得意としたRTO 1.5に対し、中速域から高速域にかけてチャタリングを起こします。
注意点
カバーに強いイメージのあるLC RTO 1.5ですが、1.0は正直なところ根掛かりはしやすいです。
どうしても、チャタリングを起こした際のふらつきが結構大きいので引っかかりやすいのかな?と思ったりもします。
僕は見事に根掛かりして一発で前後のフックを伸ばしましたよ。
まとめ
アクションの質は似通っているものの、どちらかというとヨタヨタとしたベイトをイミテートしたようなLC RTO 1.0。小規模なフィールドではベイトに良くマッチする大きさで使い所は多いと思います。
使い所は、カバー周りや護岸沿いのシャローゾーンを巻いてくるのが良いと思います。
と言いつつ、あまり売ってないんですよね。代替品としては価格的には少し高くなりますが LC MTOなんかもオススメですよ。