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Shimano 13 Metanium リールメンテナンス(ギヤ部)

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シマノ 13 メタニウム オーバーホールを紹介します。

このリールのギヤはマイクロモジュールギヤが採用されており、滑らかな巻き心地と感度がとても優れています。
その反面、ギヤ歯数が多く、ギヤの歯が小さくなっているため、少しの異物の噛み込みが駆動系の思わぬトラブルや巻き心地に大きく影響してきます。

しかし、マイクロモジュールギヤを用いたリールは、定期的なメンテナンスを行えば、最高のパフォーマンスを長期期間維持し続けられることができます。
大事に長く使うため、こまめなメンテナンスをオススメします。

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準備

サイドカバーを取り外し、スプールを取り外します。

ハンドルを取り外し、メカニカルブレーキノブを取り外します。

ギヤ側のサイドカバーを取り外します。赤い丸の三箇所のネジを緩めます。

ネジは三箇所共、頭の形状、ネジ長さが異なるため注意が必要です。

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ベアリングのメンテナンス

ベアリング抜け止めを外して、サイドカバーからベアリングを抜きます。

 

ギヤ側サイドカバーにはピニオンギヤを受けるベアリングと、スプールを受けるベアリングが組み込まれています。

ブレーキ側のサイドカバーに組み付いているベアリングも同様にベアリング抜け止めを外し取り外します。

ベアリングはパーツクリーナーで古いオイルを落とし、新しいオイルを注油します。

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ギヤ部メンテナンス

◯ドラグ周りの分解

スタードラグを外し、汚れが気になる様でしたら、音出し板を取り外します。

ドラグパーツを分解し汚れを拭き取り、金属同士の接触となるスタードラグスペーサーと板バネにはグリスを塗布します。

※板バネは()こんな感じで組み付いています。

(向きを間違えるとドラグが効かなくなるので組み立てる際は注意が必要です。)

◯メインギヤの取り外し

メインギヤシャフトからメインギヤを抜き取ります。メインギヤを含む金属パーツはパーツクリーナで古いグリス等を落とします。ドラグプレートは汚れがあれば拭き取ります。

◯ピニオンギアの取り外し

ピニオンギア、クラッチヨーク、スプリングを外します。

金属部品のピニオンギア、スプリングはパーツクリーナーで洗浄を行い、樹脂部品のクラッチヨークはウエス等で古いグリスを拭き取ります。

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組み立て

ギヤ部のメンテナンは以上です。
組み立ては分解する逆の手順で組み立ててメンテナンスは完了です。

最後にリール分解、その他メンテナンスについては自己責任にて行って下さい。

 

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